- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2022/07/08
- 出版社: 竹書房
- ISBN:978-4-8019-3189-3
導く力 自走する集団作り
著者 長尾健司
名門復活へ・まず選手を信じることから始める・頭ごなしに否定したり怒ったりしない・答えを教えるのではなく、選手たちに考えさせる・価値ある答えとは、正しい答えではなく、考えた...
導く力 自走する集団作り
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
名門復活へ
・まず選手を信じることから始める
・頭ごなしに否定したり怒ったりしない
・答えを教えるのではなく、選手たちに考えさせる
・価値ある答えとは、正しい答えではなく、考えた答え
・やらされる3時間より、自らやる30分
・「失敗」と書いて、「成長」と読む
選手自らが目標に向かって走り出す、
主体性育成論
著者は、以下のように述べています。
私が思い描く理想の組織は、「自走する集団」だ。附属坂出中に異動してから出会った言葉であり、追い求め続けてきた。
選手自らが目標に向かって走り出す。たとえ目の前に困難があったとしても、目標を達成するためには必要なものだと理解して、自ら苦を拾っていく。指導者である私は、選手が走り出すための声かけや問いかけを大事にして、さまざまなところに、選手のやる気が高まるような“仕掛け”を作る。
高校野球の監督というと、ピラミッド組織の頂点に立ち、トップダウンで厳しい言葉をかけ続けているイメージがあるかもしれないが、私の立ち位置はまったく違う。選手とはフラットな関係で、笑顔で会話をすることもあれば、自らバッティングピッチャーを務め、選手とともに汗を流すこともある。
どこまでの説得力があるか不安ではあるが、「こういう指導方法もあるのか」「現場の指導に生かしてみたい」とひとりでも多くの方に思ってもらえたら幸いである――本文より
■目次
第1章 指導者としての原点
「失敗」と書いて、「成長」と読む/トップダウンの罰に意味はない/Education=引き出す/プロに進んだ剛腕左腕を攻略 ほか
第2章 良き伝統を作り上げる
厳しい上下関係を撤廃する/全部員が平等に練習できる環境を作る/多くの選手を試合で起用する/負けたのは選手の責任 ほか
第3章 やんちゃ軍団が果たしたセンバツ準優勝
明治神宮大会で起きた奇跡/試合の空気を変える男になれ/逆転勝ちの多さこそ主体性の表れ/今も残る決勝戦での後悔 ほか
第4章 4元号での甲子園勝利
センバツ準優勝後に苦しんだ2年間/夏に勝つための考え方/選手の考えを尊重した継投/最強打者を二番に置く打順 ほか
第5章 心技体を磨き上げる
考えもしなかったイチローさんからの直接指導/ピッチングの基本は「釣り竿」にあり/「もうダメだ」ではなく「まだダメだ」 ほか
終章 私の原点~学びの大切さ
ひそかな夢は甲子園で早稲田実と戦うこと/『勝利の女神は謙虚と笑いを好む』/「優」しい人間が「勝」つ
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「自走する集団」というタイトルに惹かれ読破!事業立ち上げにも通じる学びが満載
2023/05/29 21:53
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投稿者:あやの - この投稿者のレビュー一覧を見る
ソフトボールをやっていた経験もあり、有名な長尾監督の本ということで興味を持ちました。
・自らが目標に向かって走り出す
・目の前に困難があったとしても、目標を達成するためには必要なものだと理解して、自ら苦を拾っていく
そのような経営者を輩出したいと思い、指導者として通じることがたくさんありました。
やる気が高まるような仕掛けを私も事業に取り入れ、仲間がさらに「自走する集団」になるようにチャレンジしていきます。