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人口革命 アフリカ化する人類
著者 平野 克己
先進国のみならずほとんどの地域は、今世紀後半には人口減少局面に入る。21世紀後半には、もっとも貧しい地域であるアフリカでのみ人口が増えていき、人類のあり方を変えていく。ア...
人口革命 アフリカ化する人類
人口革命 アフリカ化する人類
商品説明
先進国のみならずほとんどの地域は、今世紀後半には人口減少局面に入る。21世紀後半には、もっとも貧しい地域であるアフリカでのみ人口が増えていき、人類のあり方を変えていく。アフリカニストの第一人者が描く、世界・日本の未来とは。
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がんばろう
2022/12/22 09:43
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投稿者:怪人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
アフリカの実情についてよく知ることができた。日本も含め、世界の人口動態、食糧事情について示唆を与えられる。世界の人口は先頃80億人を超えた。国連の人口予測では、このまま増加し続け、2100年にはさらに30億人増加し、100億人を超すという。しかし、増分の95%はアフリカで占められ、その結果、人類の4割がアフリカ人で占められることになる。
ユニセフなどでアフリカなど途上国の子どもたちが飢える姿が紹介されているが、アフリカの国々によっても様相は異なるらしい。また、人口が増加する理由がアフリカ特有の一夫多妻制と農業生産構造にあるという興味深い状況が説明されている。
ソ連が崩壊し、日本が穀物輸入で世界一になっていることも気づかされた。日本は食糧自給率も低く、人口も減少している。みどりの革命、移民の受け入れなど、喫緊の課題として人口問題、食糧問題に取り組んで行く必要がある。こういった認識はかなり以前から提起されていたが、いまだ改善せず。頑張ろう日本農業。