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天皇の国史[下]
著者 竹田恒泰(著)
日本とは何か。日本人とは何者か。その問いに、答えを出すために――。「これまでの研究活動と執筆活動の集大成となった」と著者自らが語る日本の通史! 文庫化に際し、上巻と下巻に...
天皇の国史[下]
天皇の国史 下 (PHP文庫)
商品説明
日本とは何か。日本人とは何者か。その問いに、答えを出すために――。「これまでの研究活動と執筆活動の集大成となった」と著者自らが語る日本の通史! 文庫化に際し、上巻と下巻に分冊して同時刊行。アップデートされ、渾身の力作! 下巻の解説者は、皇學館大学教授の新田均氏(上巻の解説者は、桜井市纒向学研究センター統括研究員の橋本輝彦氏)。 〈下巻の構成:日本の中世(鎌倉時代~)から日本の現代(~令和)まで〉●北条氏はなぜ上皇を処刑しなかったか ●短命に終わった「建武中興」 ●神器を欠いた北朝 ●戦国時代を終わらせた正親町天皇 ●徳川家康の朝廷統制政策 ●幕府と激しく対立した後水尾天皇 ●天皇の逆鱗に触れた通商条約締結 ●倒幕の障壁となった天皇 ●孝明天皇崩御、そして大政奉還へ ●「王政復古の大号令」の意味 ●摂政設置に抵抗した大正天皇 ●昭和天皇の果たせぬ「つとめ」 ●献身的に天皇陛下を支えた皇后陛下 ●「歴代天皇のなさりよう」 ほか
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「満州国建国は正統である」と昭和20年8月9日
2022/08/19 12:51
4人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
例によって何かにつけて竹田宮家の人々が出て来るのに、昭和20年8月9日のソ連・モンゴル人民共和国の参戦で新京にいた著者の祖母一家が祖父が用意した軍用機で「内地」に逃亡した事を一切触れていない。「満洲国建国は正統である」なんでしょう?「五族協和」、「王道楽土」の満洲国からの敵前逃亡みたいでみっともないし、もし竹田宮家の人々が赤軍に捕まってソ連に抑留されていたら著者の父親(昭和22年生まれ)は生まれていないし、著者自身も生まれていないだろうから書かないのは分かるが。著者の祖父が書いた「私の肖像画」には一応、触れているし、調べたら分かってしまうのだけど。広島で薨去した朝鮮公族の公族付武官が殉死して、遺体を京城に奉送して、玉音放送の後、予定通りに陸軍葬をしたのは帝国の名誉と言えるだろうが、部下を見捨てて自分だけ「内地」に逃亡した元山空の司令官同様、竹田宮家の振る舞いは褒められた話しではない。あれだけどこかの親子を罵倒していたのに、おかしな話しだ。赤軍の蛮行をあれこれ書いたところで、一般の臣民は「内地」に飛んで逃げる事など出来ないのだから。たとえ関東軍や駐蒙軍、樺太庁などが出来るだけの事はしていたところで物理的に日本人限定でも完全な疎開が出来るわけがないとしても。それどころの状況ではなかったとはいえ、宗秩寮は旧典範第52条を適用して竹田宮の皇籍を剥奪して臣籍降下すべきだったのではなかったのか。