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電子書籍
姫君と侍女 明治東京なぞとき主従
著者 伊勢村朱音(著者) , けーしん(イラスト)
時は、明治5年の東京。日本橋の大店の娘で15歳の佳代(かよ)は、旧大名深水家のお屋敷で、美しいが風変わりな姫君・雪姫(ゆきひめ)の侍女として行儀見習いの奉公をしていた。だ...
姫君と侍女 明治東京なぞとき主従
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姫君と侍女 明治東京なぞとき主従 (角川文庫)
商品説明
時は、明治5年の東京。日本橋の大店の娘で15歳の佳代(かよ)は、旧大名深水家のお屋敷で、美しいが風変わりな姫君・雪姫(ゆきひめ)の侍女として行儀見習いの奉公をしていた。だがその春、湯島聖堂博覧会で展示されていた徳川家康愛鳥の鷹の掛け軸が消えた。掛け軸の預け主で、最後に会場に入って観覧していたのは深水家。その中に盗人がいるのではと疑ったポリスが屋敷に乗り込んでくる。お家の一大事に、持ち前の頭脳で立ち向かうは雪姫。そして、佳代も隠していた天才的な絵の才能――目に見たそのままを絵に描く力を発揮することになり・・・・・・!幕末維新の動乱の名残り色濃い東京で、姫君と侍女がともに抱く大きな夢とは――?主従バディが新しい時代に躍動する、胸のすく青春なぞとき物語!第7回角川文庫キャラクター小説大賞〈優秀賞〉〈読者賞〉ダブル受賞作!!
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紙の本
江戸の日常系ミステリー?
2023/01/20 02:22
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
明治維新後の江戸で、倒幕の影響を受けた大名家の姫と、姫に奉公する商家出身の侍女の日常系ミステリー。
聡明で才気煥発な姫様の手足となって、ポンコツ気味だけど絵への情熱にあふれた侍女が奔走する安楽椅子探偵のような構成だが、二人が互いを補い合い影響を与え合っている様子がよくわかって楽しかった。
周くんの恋は実るのだろうか。
夢に向かって突き進みたい二人に割って入るにしてもついていくにしてもなかなか大変そうだけど。
巻末の参考資料の数もすごいし、これで終わっては惜しいから続きを楽しみにしたい。