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電子書籍
吸血鬼
著者 佐藤亜紀(著者)
1845年、オーストリア帝国の支配下にあるポーランド。寒村ジェキに赴任した役人ゲスラーは、若き妻を伴い陰鬱な地にやってきた。かつて文学青年だった彼は、愛国詩人でもある領主...
吸血鬼
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吸血鬼 (角川文庫)
商品説明
1845年、オーストリア帝国の支配下にあるポーランド。寒村ジェキに赴任した役人ゲスラーは、若き妻を伴い陰鬱な地にやってきた。かつて文学青年だった彼は、愛国詩人でもある領主との交流を心待ちにしていたのだ。だがその矢先、村で次々に不審な死が発生し、人々は土俗的な迷信に怯え始める――独立蜂起の火種が燻る空気の中、人間の本質と恐怖の根源を炙り出す、恐ろしくも美しい物語。皆川博子氏と作者による解説を収録。
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紙の本
いわゆるドラキュラの話ではないが
2022/11/11 08:00
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
いわゆるドラキュラの話ではないが、闇と因習に沈んだ草深い田舎の何とも言えない恐怖感をこの作者得意の突き放したような筆で描き出している。恐怖の正体を暴かずに恐怖感のみを描く という作者の筆力には感心させられるが、逆にそれ以外の要素が殆どない。