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家康の養女 満天姫の戦い
著者 古川智映子
「おなごはいくさの役には立たぬかもしれぬ。だが、もっと大きな働きで陰の役割を担うこともできるのじゃ」(徳川家康)関ケ原後、いまだ不穏な動きを見せる奥州。家康の画策で津軽藩...
家康の養女 満天姫の戦い
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家康の養女満天姫の戦い (潮文庫)
商品説明
「おなごはいくさの役には立たぬかもしれぬ。
だが、もっと大きな働きで陰の役割を担うこともできるのじゃ」(徳川家康)
関ケ原後、いまだ不穏な動きを見せる奥州。
家康の画策で津軽藩主・信枚に嫁いだ満天姫。
慣れない最果ての地での正室としての暮らし。
前夫である福島家の息子の存在。
襲い来る飢饉。
信枚への想い――
そして大切な人たちの死。
すべては江戸と津軽のために。
これは――女の関ヶ原!
「争うよりも、相手の真心を引き出し、いかようにして味方につけていくか。そこに思いをいたさねばならぬ。相手ではない。自らの生き方にかかわることじゃ」(満天姫)
波乱に満ちた家康の養女の生涯!
巻末には、直木賞候補でいま大注目の作家・永井紗耶子氏による特別解説を掲載!
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紙の本
満天姫
2022/09/12 10:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
家康の養女・満天姫は福島家を離れ、家康の命により津軽藩の藩主・信枚に嫁ぐ。津軽での新生活に胸をときめかせる満天姫であったが、その思いはもろくも崩れ去る。石田三成の娘が信枚の側室にいることと、殿の寵愛が女性ではなく小姓であったことにショックを受ける。そして満天姫は自分が津軽でなすべきことを考え、行動し始める。津軽を襲った大飢饉への対応、川中島への国替え阻止で満天姫は信枚と心が通じた感じ始めるのだが・・・・・。