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平清盛と平家政権 改革者の夢と挫折
著者 イトウジュン
史上初の武家政権は、鎌倉幕府ではなかった! 平家の台頭から平家政権の誕生、日宋貿易、福原への遷都、清盛の挫折と死、その後の平家の最後、源氏政権との比較まで。歴史小説作家な...
平清盛と平家政権 改革者の夢と挫折
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平清盛と平家政権 改革者の夢と挫折 (朝日文庫 朝日時代小説文庫)
商品説明
史上初の武家政権は、鎌倉幕府ではなかった! 平家の台頭から平家政権の誕生、日宋貿易、福原への遷都、清盛の挫折と死、その後の平家の最後、源氏政権との比較まで。歴史小説作家ならではの観察眼で、幕末まで700年続くことになる武家政権の礎を築いた平清盛の革新的な人物像と、清盛を取り巻く平家の人びと、公家・源氏のものたちを描く。
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紙の本
分かりやすい平氏の歴史
2022/11/13 08:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
平清盛の事跡がまとめられているが、平氏源氏の成立ちや当時の政治のシステムなどと一緒に分かりやすく書かれている。
それぞれの出来事がなぜ起きたのか、主要人物たちの人物像や源氏に共通する性格など著者の私見も交えながら分析されていて、面白い。
これまで小説やドラマなどで断片的に知っていた平安時代末期から源平争乱の時代について、知識をアップデートし、整理できる。
紙の本
平清盛の存在感は、意外とない。
2022/09/22 12:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
平清盛が日本社会に見える形で残したものは、よくわからない。人物的に壮年までは、常に筋目を大切にし、公明正大な立場から問題に対処している。しかし、平家という武士氏族を率いて武家政権を立てることはしなかった。古来からの制度の中に入り込み、平家一門が繁栄することを目論んだが、その死後、形として残すことはできなかった。源頼朝と比較することで、それは鮮明になってしまう。ただ、日宋貿易を推し進めることにより、交換手段としての銭の利便性と経済の活性化という副次効果は、しばらくして現れたかもしれないが。