殿下、ちょっと一言よろしいですか？ ～無能な悪女だと罵られて婚約破棄されそうですが、その前にあなたの悪事を暴かせていただきますね！～

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投稿者：しろさばさん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

よく助詞や漢字の変換間違いを細かく指摘するレビューをこの手の作品で見かけて「そんなに目くじら立てなくても・・・」と思っているほうなのですが、さすがに人名は間違えてほしくないです。話が変わってきちゃいますから。
お話は推理ものみたいで面白かったです。ヒロインの頑張った「悪女」はただのツンデレ小娘という感じで可愛いです。恋愛要素はほぼ無いというか、これから？というところで終わり続巻の予感がありつつこれで読み切りでも良さそうな気もしています。
注意点として、残忍な殺人事件とか起きるのでそういう描写がダメな方にはおすすめしません。とくにきわめて残虐な殺し方で殺害された子猫の描写が・・・星減らすほど無理でした。この先生猫嫌いなのかしら・・・

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投稿者：S910　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

5年ほど体を乗っ取られて悪女として評判を高めていた侯爵令嬢ヒロインは、魔力測定の儀式で潜在魔力を目覚めさせて解放される。
しかし測定は無能のFランク。
社交界で爪弾きにされた彼女に、父は「16歳までに運命の相手に愛されたら死ぬ予知をしたので、母が命懸けで嫌われる悪女になる魔法をかけていた」と説明する。
まだ15歳の彼女がお人好しの本性を隠して悪女を続けようとするが、他国の賓客に面白い女だと目をつけられて……な話。

馬鹿にされても恐れられてもめげずに前向きに行動できる主人公はわりと魅力的だったと思う。
でも命を狙われる状況だったり死ぬ未来が予知されていて、呪文覚えるだけで使えるチート能力の持ち主なら、事件の間に動きのない日もあったんだし、少しでも有用そうな魔法覚えようとしてもよくない？
聡明な主人公っていう設定が初手から躓いて目くらましされてるみたいだったのが残念。
ヒーローの典型的なおもしれー女にハマった女たらしで魅力的に感じられず。
運命の男探しも知ってるから紹介してもらうじゃなくて、聡明なら「知ってるなら今後16歳までは絶対関わらないように協力してもらう」にするべきだったよね。
ご都合主義に不満です。