わたしの良い子
著者 寺地はるな 著
三十一歳独身、文具メーカーの経理部に勤める椿は、出奔した妹の子ども・朔と暮らすことに。毎日の子育て、更に勉強も運動も苦手で内にこもりがちな朔との生活は、時に椿を追いつめる...
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商品説明
三十一歳独身、文具メーカーの経理部に勤める椿は、出奔した妹の子ども・朔と暮らすことに。毎日の子育て、更に勉強も運動も苦手で内にこもりがちな朔との生活は、時に椿を追いつめる。自分が正しいかわからない、自分の意思を押しつけたくもない。そんな中、
どこかで朔を「他の子」と比べていることに気づいた椿は……。
解説 村中直人
「誰かのこと、嫌いって言ってもいいよ。家ではね」
注目作家・寺地はるなが描く「良い子」の定義とは。
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主人公が痛快
2022/09/29 19:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オムラ椅子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
急にこどもを預かる、って話は、
定番のドラマの筋書きになりつつあると思いますが、
主人公の性格が気持ちよかったです。
良い子ってなんだ、良い人ってなんだ、という
他人との関わりあいの中でのモヤモヤに対して、
スパッとものをいってくれる主人公でした。
でも、お金の話や食事や家事などの生活感が垣間見えるシーンが足りなかった気がします。
細部をもっとみたくなる小説でした。