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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2022/09/26
  • 出版社: 集英社
  • レーベル: 集英社新書
  • ISBN:978-4-08-720452-0
一般書

電子書籍

コーカサス 国際関係の十字路

著者 廣瀬陽子

ロシアの外交・軍事戦略を知るうえでの必読書!ウクライナ侵攻から遡ること14年前、ロシアが侵攻したのはコーカサス地域のグルジア(現ジョージア)だった。日本人がいちばん知らな...

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コーカサス 国際関係の十字路

税込 946 8pt

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コーカサス国際関係の十字路 (集英社新書)

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商品説明

ロシアの外交・軍事戦略を知るうえでの必読書!
ウクライナ侵攻から遡ること14年前、ロシアが侵攻したのはコーカサス地域のグルジア(現ジョージア)だった。

日本人がいちばん知らない地域で、今なにが起きているのか?
コーカサスは、ヨーロッパとアジアの分岐点であり、古代から宗教や文明の十字路に位置し、地政学的な位置や、カスピ海の石油、天然ガスなどの天然資源の存在により、利権やパイプライン建設などをめぐって大国の侵略にさらされてきた。
またソ連解体や、9.11という出来事により、この地域の重要性はますます高まりつつある。
だが、日本では、チェチェン紛争などを除いて認知度が低いのが現実である。本書では、今注目を集めるこの地域を、主に国際問題に注目しつつ概観する。
第21回アジア・太平洋賞特別賞受賞!

目次

  • 序章/第一章 コーカサス地域の特徴/第二章 南コーカサスの紛争と民族問題/第三章 北コーカサスの紛争と民族問題/第四章 天然資源と国際問題/第五章 コーカサス三国の抱える課題/第六章 欧米、トルコ、イランのアプローチ/終章 コーカサスの今後/あとがき

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みんなのレビュー23件

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評価内訳

紙の本

コーカサスの現代国際関係についての大変な力作だが、欧米・露の動向に関する理解についてはステレオタイプの域を脱していない。宗教組織の理解も極めて浅い…。しかし総合的には買って損は無い良書。

2008/08/14 22:55

13人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:温和 - この投稿者のレビュー一覧を見る

まとめれば題名のようになる。批判点2つを最初に挙げるその前に言っておくが、買って損はしないであろう良書である。本書評ではまず批判点2つを前半に挙げるが、その後で良い点についても述べる。

批判点1…正教会組織に対する無知から来る、宗教アイデンティティに対する考察の欠如

著者は本著において「グルジア正教はトビリシにあるシオニ教会を総本山とする、ロシア正教とは違う独自の宗教である」と書いてしまっている(33ページ)。グルジア正教会に関する説明は実にこの一行だけだ(!)。しかもこの一行が間違って居るのだから話にならない。

正教会は一カ国に一正教会組織を具える事を原則とする。近現代以降にオスマン帝国などから独立して新たに出来た国家や旧ソ連崩壊後に出来た国家における、教会管轄権帰属の個別問題は山積しており実情はかなり異なるとは言え、一応はそうした原則が存在する。だがそれら一正教会組織はあくまで管轄・管掌に関する原則であって、「宗教・教派」レベルの違いを示すものではないのである。グルジア正教会・ロシア正教会・ブルガリア正教会・ギリシャ正教会・ルーマニア正教会・日本正教会などがあるが、いずれも教義を等しくしており、互いを正教会と認識し合い、領聖(陪餐)も相互に完全に可能である。「違う独自の宗教である」などとんでもない。

別の例で言えば、「日本聖公会は日本にある、英国国教会とは違う独自の宗教である」と書いてしまうようなものである(実際は無論違うのであり、日本聖公会も英国国教会も同じ教派としてアングリカン・コミュニオンを形成している)。

まるでグルジア正教会とロシア正教会が関係途絶しているかのように印象付けられる文体であるが、(最近の南オセチアで戦闘状態だった時期については評者の調査能力の限界から不明ではあるが、少なくとも平時においては)グルジア正教会とロシア正教会は、総主教司祷の聖体礼儀において互いの総主教の名を必ず読み上げて記憶している。

相互に承認し合う正教会のうち、総主教制を敷く9つの正教会では、(ごく限られた期間に関係が悪化した総主教の名を読まない事はあるにせよ、ほぼ必ず)自分以外の8人の総主教を記憶して読み上げるのであり、グルジア正教会総主教イリア2世と、ロシア正教会総主教アレクシイ2世もまた互いの名を読み上げて祈るのである。

確かに、グルジア正教会信徒たるグルジア人の中にも、反ロシア的な民族主義者も多い。正教会の組織は、ローマカトリックのそれよりも中央集権の度合いが相対的に極めて弱いのも事実である。しかしながら「反ロシア=無条件の親欧米」とはなり切れない正教会が優勢な地域のメンタリティの鍵は、実にこの「正教徒としてのアイデンティティ」にある以上、この件についての認識が浅いのは致命的である。グルジア人作曲家による正教会聖歌をロシア正教会の聖歌隊が歌っている事例もあるのであり、このアイデンティティの親近性は無視出来ない(対して、ローマ・カトリック聖歌をロシア正教会の聖歌隊が録音する事はまず無い)。

宗教組織は多くの国にあって自治会機能を持つ。自治会クラスの動向が重要なコーカサス地域において、まずはその自治会に働く力学たる教会組織について、基本的な知識(八木谷涼子『知って役立つキリスト教大研究』 新潮OH!文庫・高橋保行『ギリシャ正教』講談社 1980などの…文庫一、二冊程度で手に入る知識なのだ)は不可欠であろう。

本書の内容は現代政治の皮相的理解に偏っており、教会史も含めた歴史的裏付けに対する考察が弱い。30代半ばでここまでの力作を書いた著者の、今後の成長に大いに期待したい。

批判点2…欧米諸国とロシアに対するステレオタイプ的な見方

本書中によく出て来る語彙として「欧米諸国」があるのだが、欧米諸国がコーカサス問題や対露外交について足並みを揃えていない事例が本書にも山ほど記載されている以上、「欧米諸国」を纏めて記述してしまうのは自己矛盾というものだろう。

そういう意味で、第五章までは非常に興味深い事実の列挙であり、コーカサス地域の複雑性を隅々まで記述する事を試みた大変な意欲作と感じられたのだが、「欧米、トルコ、イランのアプローチ」と題された第六章は、トルコ・イランについては兎も角、欧米諸国の動向についてはあまりにステレオタイプな反露的見解でしかない。

文体にも急に「だろう」「であろう」「思われる」が増える。

しかも、NATO諸国によるコーカサスへの干渉については「支援」と記述し、ロシアによるコーカサスへの干渉については「圧力」「干渉」と記述しているのだが、これは如何なものか。親欧米政権だが非民主的・強権的であったり、民衆が不幸になったりしているケースとしてはグルジアのサーカシヴィリ政権の例があり、欧米とロシアと等距離外交を保ちつつそれなりの成果を挙げているのはアルメニアなのだが(それは誰よりも、筆者たる廣瀬氏がよく御存知の筈であり、本書にも事例が列挙されている)、なぜか「ロシアとの関り」の語彙には負のイメージを持つものばかりが選定されている、その根拠は不明である。

コーカサスの複雑性についてここまで書けて置きながら、欧米諸国とロシアの関係性、および欧米諸国とロシアについての評価については、あまりにステレオタイプな見方になっていることについては首を傾げざるを得ない。コーカサスの複雑性に比べれば、欧米諸国の意見の多様性や関係性の複雑さなど、はるかに理解し易いものの筈なのだが…。

良い点…とまれ、力作。

まずもって、「コーカサス」「カフカス」の名がついた書籍が極小の我が国にあって、とにかく、この地域の複雑性を描写しようとした本が新書という形で出た事の意義は大きい。余談だが、評者が黒川祐次氏による『物語 ウクライナの歴史』(中公新書)を酷評して星1つとしたのは、ウクライナに関する書籍は既に読みやすいものが複数出回っており、周知徹底の意義も薄いと判断したからである(少なくともコーカサスについてのものよりは圧倒的に出回っている)。

幸か不幸か、本書の出版時期が南オセチア紛争激化の時期と重なった事も実にタイムリーである。

また、文体のそこかしこに見え隠れする反露・親欧のステレオタイプは気になるものの、本書に豊富に集められたデータとその記述量は、決して単純な反露・親欧のものではなく、コーカサスにおける親露派・親欧派それぞれの光と影を大体においてバランスよく記述したものとなっている(それだけに、著者のステレオタイプ的な評価が反映された術語がどういった事情に由来するのかますます分からないのだが…)。

お手ごろ価格で内容豊富。コーカサス問題を考える上では必読の良書と言えよう。

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紙の本

読んで楽しい本とは言えないが、いろいろなことを考えさせられた

2010/03/27 23:18

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:JOEL - この投稿者のレビュー一覧を見る

 コーカサスの話題は、日本でもときおり報道される。チェチェン紛争やナゴルノ・カラバフ紛争のこと、あるいは、カスピ海で産出される石油・天然ガスのパイプラインのルート問題など。

 ただし、どれも断片的でなかなか全体像が見えてこない。コーカサスと呼ばれる地域に、どういう事情がありるか、日本人には基本的な情報も不足している。そんなときに、本書はよきガイダンスとなりうる。

 著者は、この地域の研究を専門としているので、民族や言語、歴史、資源などあらゆる角度から、教えてくれる。こうした日本人研究者がいれば、世界情勢に空白域を作らなくてすむ。

 コーカサスと言われても、たいていの日本人は、聞いたことはあるが、どこにあるのかまでは分からないと答えるのが通例かもしれない。アゼルバイジャンやグルジア、アルメニアといったあたりだ。これらの国名を聞いても、まだぴんとこない可能性がある。

 しかし、チェチェン紛争やパイプラインのルート問題、ロシアの干渉といった話題におよぶと、一気にきな臭くなる。「国際関係の十字路」という表題がふさわしい地域であるのが見えてくるのだ。

 コーカサスという言葉にはなんとなく美しい響きが感じられるが、民族の独立や資源をめぐる利害が複雑にからみあい、実はとても困難な土地であるのが分かる。

 コーカサスには、アゼルバイジャンやグルジアのような独立国家もあれば、チェチェンのようにロシア連邦内に共和国として組み込まれているところもある。いずれにせよ、ロシアとあつれきを生じ、国土が安心・安全とはほど遠い状態におかれているところが少なくない。

 とてもこの書評では簡潔に表現できないほど、複雑な色合いに染め抜かれている。それが幸せな色ではないのが悲しい。こうした地域に生まれたというだけで、苦難の道をゆかねばならない。

 コーカサス自身が、多様な民族と多様な言語からなり、もともとモザイク状になっている。ひとつの国の中にも、中央政府の支配がおよばない地域があったりする。それは、地方によって用いる言語が違うことや、山岳地帯のために地理的に隔絶されていることなどによる。

 こうした背景のところに、ロシアという大国が圧力をかけ、さらに不安定化させている。アメリカやヨーロッパの存在感も見え隠れするのだが、ロシアという軍事的な大国と接していたり、共和国として組み込まれていることの大変さは、想像するに余りある。
 ロシアという国も「ロシア連邦」としてのまとまりを維持するために、いろいろな形で影響を及ぼさなくてはならない。連邦内の共和国が独立していくと、ほかの共和国にも連鎖していく可能性があるからだ。

 なかでもチェチェンの苦難は相当なものだ。最初は、ロシアからの独立運動であったのが、ロシアの思惑で「チェチェン紛争のチェチェン化」が図られる。つまり、チェチェン内部に、過激なグループを作りだす一方で、親ロシア政権を樹立し、チェチェンを分断させていく。

 国際社会も当初はロシアを非難する声明を出していた。しかし、プーチン大統領(当時)がチェチェンの独立運動をテロ扱いすることで、米国での9・11同時テロ以降、国際社会は声をあげるのがむずかしくなってしまった。

 コーカサスのもともと複雑な事情に、国際情勢が影を落とし、紛争の解決がさらに困難になっていく。こうした悪条件の土地に生まれ、暮らしていく人たちへの言葉にならない思いが膨らんでいく・・・。

 これにくらべれば日本など、かなり単純な図式の中にあることが分かる。大国になりつつある中国の動静には注意を払っておいた方がよいが、現時点では、ほとんど困難と呼べるような事情を抱えていない。日本という国の幸運を知るべきだろう。

 日米関係が揺らいでいるといっても、コーカサスの人たちの歴史的な苦難、現在の苦しみ、近未来にも解決しそうにないという予感の前には、軽微なものに感じられる。チェチェン共和国の都市の、空爆によって廃墟と化した光景は、見る者の心を荒ませる。

 今は、イラクやアフガニスタンが大きな国際ニュースとなっているが、将来的にはコーカサスが世界情勢の不安定要因になりかねない。いろんなことを考えさせる書である。

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2008/07/18 18:43

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2008/09/09 01:01

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2008/08/15 02:02

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2011/10/26 13:10

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