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昭和天皇物語 11
止まらぬ陸軍の暴走に彼の人は…!?待望の嫡男・明仁誕生。その喜ばしい報の一方、陸軍の内部は皇道派と統制派に分裂、互いに反目しあっていた。そんな中、皇道派の暴走を抑えようと...
昭和天皇物語 11
昭和天皇物語 11 (ビッグコミックス)
商品説明
止まらぬ陸軍の暴走に彼の人は…!?
待望の嫡男・明仁誕生。
その喜ばしい報の一方、
陸軍の内部は
皇道派と統制派に分裂、
互いに反目しあっていた。
そんな中、
皇道派の暴走を
抑えようとする
統制派の永田鉄山が……!?
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狂気の暴走
2022/10/30 16:28
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あー - この投稿者のレビュー一覧を見る
狂気の時代。ただただ恐ろしい時代だったなと。情熱信条に熱い人々の暴走をだれも止めることが出来なかった。今だから過去のことをあれやこれや言えるのだけれど、当事者たちはそれを間違ったこととは疑いもせず、強硬に及んで、それが国のためとか。やり方は決して許されることではないけれど、それでも国に対する憂いとかは現在の国民に大いにかけている部分ではあるし。この後に続くさらなる悲劇を思うととても切なくなりました。
紙の本
いよいよ二・二六事件へと
2022/11/11 22:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る
史実に忠実な作品と理解していますが、歴史の微妙な襞(ひだ)というか綾(あや)というか、登場人物の微妙な動静をしっかり捉えて描いた一冊。読ませましたね。
それにしても、眞崎甚三郎が蝶の本を愛読していた(35~37頁)というのは本当なのだろうか。あと、永田鉄山惨殺事件(94~95頁)の箇所はあっさり目の描写がやや物足りず。安藤輝三の表情(顔の描画)が昭和天皇に似ているようにも思うのだが、気のせいか。(誠実さという点における両者の親縁性を婉曲的に伝えている?)