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六畳間ミステリーアパート(新潮文庫nex)
著者 河端ジュン一
家賃わずか一万二千円の格安アパート、ことだま荘。ここに暮らして奇妙な管理人が提示する謎をとけば、どんな悩みも解決するという――。家族をめぐる問題を抱えてやってきた田中は、...
六畳間ミステリーアパート(新潮文庫nex)
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六畳間ミステリーアパート (新潮文庫nex)
商品説明
家賃わずか一万二千円の格安アパート、ことだま荘。ここに暮らして奇妙な管理人が提示する謎をとけば、どんな悩みも解決するという――。家族をめぐる問題を抱えてやってきた田中は、ネットで炎上した歌姫、幽霊と同居する男、元・詐欺師の夫婦など、曲者ばかりの住人たちと交流しながら謎の答えを探し、自らに向き合っていく。少し不思議でハートウォーミングな新感覚ミステリー。
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紙の本
ことだま
2023/02/19 17:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん岩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「言葉の呪い、祓います」言葉による呪いの悩みを持つ人の集まるアパート「ことだま荘」そこを訪れた田中は狐面の管理人にある提案をされる。
タイトルにミステリーとあるし「三月、入居」で期待したけど、読んでるうちにちょっと違うかなと、どの章も結果よかったけど「三月、転居」は管理人さんの精神を田中の思った言葉で決めつけちゃうとなんでもありかなと、管理人さんの言った事が真実とは限らないけど、ちよっとあっさりかな。
人にかけられる、人にかける、自分自身でかける、言葉の呪いはやっかいだと改めて思った一冊です。
紙の本
ミステリー
2022/12/19 01:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今同じ新潮nexで続いている
河野裕さんの架見崎シリーズが始まった時、
共著でクレジットのあった河端さんの作品。
冒頭にルール説明があって、らしいなと思った。
キャラクターはこういう作品を書く人にありがちな白か黒かで行動する造形。
グラデーションを描き分けられる河野さんとの共著は
理に適ってたんだなと納得。
ミステリー部分さえ面白ければもうちょっと楽しめたんだろうけれど、
読んでいてわかるタイミングと作中で語られるタイミングのずれが大きくて、
どこを切り取ってももう一歩不満の残る作品。