紙の本
『つくしちゃんとおねえちゃん』
2021/05/06 19:14
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
2年生のつくしちゃんはのんびりでマイペース、おねえちゃんがだいすき
4年生のかえでちゃんは頭がよくてしっかり者、いもうとにちょっといじわる
おつかいに行った帰り道に雨がつよくなって
──「いばりんぼう」
学校に行くときにランドセルのなかみが
──「あと五分」
おねえちゃんは、歩くとき、少し右足をひきずります。
かえでちゃんのハンディを隠し味に、5つのエピソードがつくしちゃんの目で語られる
《ケンカして、助けあって、笑いあって、お互いを思う気持ちがあふれだす、姉妹の5つのお話》──帯のコピー
分かち書きはなし
漢字は2年生レベルで総ルビ
全ページにイラストがあって1年生からひとりで読める創作絵童話
(おとうととおにいちゃんという設定が成り立つとしたら読んでみたい)
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「はやくしな」
2つ年下の妹に容赦ないお姉ちゃん。
でも、妹を思う愛情が感じられる♪
挿絵もとてもステキで、物語にマッチしている。
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のんびりマイペースな妹つくしと優等生でがんばり屋のお姉ちゃんかえで。お姉ちゃんは右足が悪くてひきずって歩く。ケンカもするけど、助け合う姉妹のお話。優しさを感じました。いとうみくさんのお話に丹地陽子さんの絵がとても合っていて良かったです
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2022年度読書感想文コンクール課題図書(小学校低学年の部)
なんてえぇ姉妹や……。っていう安い感想がまず零れ出る自分が感想文指導をしていいのか疑問ですが、いい本ですね。
一応、童話の位置付けだと思いますが、挿絵がカラーも多く充実していて、半分絵本のような印象で読めると思います。
同じく課題図書「ばあばにえがおをとどけてあげる」のばあばに引き続き、なぜおねえちゃんが足を引きずるようになったのかは謎ですが、完璧主義で負けず嫌いの小4おねえちゃんと、髪型のせいかちびまる子ちゃん感が溢れ出るうっかりキャラの小2つくしちゃん。
2人の日常を切り取った短編集のような作りになっています。
わたしは姉も妹もいないので、世の姉と妹にこの本がどう響くのか大変気になります。
そんなわたしでも、低学年対象のこの短い1冊の中で、つくしちゃんと一緒に胸が「きゅっ」となったり「どきどき」したり、しっかり揺り動かされました。
主観がつくしちゃんだけど(だから、ですかね)子どもの真っ直ぐで、大人よりは物理的に狭い視野の世界において、主人公はおねえちゃん。
なんでもできて、ちょっとだけいじわるで、足を引きずりながら、仲のいい友達がいて、でも悪意のないシビアな現実にぶち当たっていたりもして、それでも負けず嫌いと根性でそれを乗り越えるおねえちゃん。
だからそんなおねえちゃんのたまに見えてしまう子どもらしい弱い姿に、つくしちゃんは動揺します。
やはり「ふつうのおねえちゃん」にプラスされている「足を引きずる」という要素はけっこう大きくて、感想文を書くにあたってはそこをどう拾うかが大切ですよね。
やっぱり低学年が掘り下げる限度を考えると、兄弟、姉妹がいる子に有利な1冊ですかね…。
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つくしの自慢のおねえちゃんは、足を少し引きずっているけど、とても頑張り屋。ひとつひとつのエピソードから、2人の思いやりがじわじわと伝わってきます。
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頭がよくてものしりで、ピアノもじょうずなおねえちゃん。ちょっとおこりっぽくて、いばりんぼうだけど、つくしのじまんのおねえちゃん。
口は悪くてもお互いを思いやっていることがわかる姉妹のエピソード5つ。
妹にとってはヒーローみたいだけど、同級生の間では苦労しているのかな、と思わせるエピソードはせつない気持ちになる。
一つ一つがちょっとさらっとしすぎて物足りないかなあという感想を持ってしまうけれど、長い話が苦手な子にはちょうどいいのかな。
追記
第68回読書感想文コンクール課題図書 低学年の部
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お姉ちゃん本当は、優しいけど、つくしちゃんかんちがいしてお姉ちゃんの自由帳に「バカ」って書いちゃた…。
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#つくしちゃんとおねえちゃん
#いとうみく
#福音館書店
2年生のつくしちゃん。4年生のおねえちゃん。おねえちゃんは負けず嫌いでなんでもよくできる。でも、ぶっきらぼう。そして優しい。子どもらしさにあふれた作品でした。
めちゃくちゃオススメ‼️
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ちょっとイジワルででも優しくて頑張り屋さん、だけど妹に弱いところは見せたくない。
そんなところを見ても気づかないふりをしてあげるつくしちゃんもとっても良い子。
姉妹ってこんな感じよねーと思うところが多々あった。
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2022年読書感想文コンクール夏の課題図書 低学年の1冊。
https://www.dokusyokansoubun.jp/books.html
小学生姉妹の日常を優しい絵と文章で書いています。
ゆったりしたお話です。
つくしちゃんは小学2年生。まだまだ幼いところの残るつくしちゃんは、しっかり者でなんでもできる4年生の かえで お姉ちゃんが自慢です。
着いていきたいのに置いていかれちゃう。
厳しいことも言われちゃう。
でもお姉ちゃんが影で努力してる姿を見たり、ちゃんと待っててくれるってことも分かってる。
たまには喧嘩もしちゃうけど、やっぱり気持ちは繋がってる。
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今年の課題図書なので、早く返さなくてはならず急いで読みましたが、小学校低学年用ですが、とても良い本でした。
ちょっと足の悪いお姉ちゃんと妹つくしの姉妹の物語に涙が出てしまい、こんなお姉ちゃんがいたらいいな…とやきもちをやいてしまいました。(私は男兄弟)
もし続きがあるなら、もっと読みたい!と思いました。
感動しました。
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2022年読書感想文課題図書低学年
つくしちゃんは小がく2ねんせいです。4ねんせいのおねえちゃんがいます。おねえちゃんはピアノもじょうずだし、むずかしいほんもよめるし、つくしちゃんのじまんなんです。
でも、ちょっとしたことでけんかもします。
あとね、おねえちゃんはあしがちょっとわるいんです。はしることはできません。
光村の2年国語、すみれちゃんの単元でも使える本でした。お姉ちゃんとの関わり、ちょっとした問題から起きる心の動きが良く現されていました。
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2022年度課題図書、低学年の部。
またいとうみく作品が課題図書に!
また泣かせてくるぞ!
って、わかってたのに、やっぱり最後はうるっと感動してしまいました。
つくしちゃんの視点から見た、
ちょぴり意地悪で、意地っ張りで、でもとても優しいおねえちゃんのはなし。
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第68回青少年読書感想文全国コンクールの低学年部の課題図書です。
なんでもできちゃう憧れのかえで姉ちゃんと妹のつくしの短編のお話です。
完璧だと思っていたお姉ちゃんにも、悩みや困りごとがあることを知るつくし。つくしの思いを描きながらもお姉ちゃんの人柄も分かっていきます。
姉妹の読者には共感する箇所があるんじゃないかなと感じました。
お姉ちゃんは足が不自由です。そのことに触れた箇所もいくつかあります。つくしが心配したり、気にかけたりしています。ドッジボールでパスをしてもらえないお姉ちゃんが、家で練習に励んでいる話があります。足が不自由だからこそ、自分にできることを懸命に努力している姿に勇気を貰えました。
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2022課題図書 低学年
どれどれ~と読んでみた
自分が姉妹の妹だから
なんだか親近感
うちのおねえちゃんも2個上で
めちゃくちゃいばってたなーーー
そして何時もしっかりもののおねえちゃんが泣いちゃってたり
失敗してたりするすがたみると
ドキってしたりざわざわしたりする気持ち
わかるなーーー
つくしちゃんのおねえちゃんは
なんだかんだでいいおねえちゃん
遅刻しそうなときに
校門で先生にきちんと事情はなせる
つくしちゃんもちゃんといいこだ
姉思い妹思い
ほんと素敵だ