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電子書籍
僕らは『読み』を間違える
著者 水鏡月聖(著者) , ぽりごん。(イラスト)
学生という生き物は、日々「わからないこと」の答えを探している。明日のテストの解答、クラス内の評判、好きなあの子が好きな人。かく言う僕・竹久優真も、とある問いに直面していた...
僕らは『読み』を間違える
僕らは『読み』を間違える 1 (角川スニーカー文庫)
商品説明
学生という生き物は、日々「わからないこと」の答えを探している。明日のテストの解答、クラス内の評判、好きなあの子が好きな人。かく言う僕・竹久優真も、とある問いに直面していた。消しゴムに書かれていた『あなたのことが好きです』について。それは憧れの文学少女・若宮雅との両想いを確信した証拠であり、しかしその恋は玉砕に終わった。つまり他の誰かが?高校に入学した春、その“勘違い”は動き出す。「ちょうどいいところにいた。ちょっと困っていたとこなんだよ」太陽少女・宗像瀬奈が拾い集めてくる学園の小さな謎たち――それらは、いくつもの恋路が絡みあう事件《ミステリー》だったんだ。
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【捻くれて物語を読むからこそ、青春と恋路は複雑に絡まり出す】
2023/10/29 03:14
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投稿者:えびし - この投稿者のレビュー一覧を見る
学園にまつわる謎を文豪達の話に絡めて解き明かす物語。
日本には数々の文豪達が生み出した傑作の物語がある。
その物語に対する見解は千差万別。
読み進めるごとに意見が幾重にも分岐し、謎は深まり出す。
しかし、考察が違うからこそ新たな視点が生まれて更に物語に没頭出来るのも事実。
消しゴムの恋文の謎に直面した優真は、憧れの文学少女、雅に告白する物の敢え無く玉砕する。
捻くれて失意の中、瀬奈が持ってくる学園の複雑怪奇の謎を解き明かす事で。
等身大の答えが見えて来るのだ。