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安達としまむら11
著者 入間人間(著者) , raemz(イラスト) , のん(キャラクターデザイン)
安達としまむら、二十二歳。私は今、真っ赤になった安達の右足を掴んで眺めていた。次はどこにキスするのがいいかな。 なんでこんなことになってるんだっけ。夏の暑さで常識が脱水症...
安達としまむら11
安達としまむら 11 (電撃文庫)
商品説明
安達としまむら、二十二歳。私は今、真っ赤になった安達の右足を掴んで眺めていた。次はどこにキスするのがいいかな。 なんでこんなことになってるんだっけ。夏の暑さで常識が脱水症状を起こしてるのかもしれない。・・・・・・あ、旅行の計画を立てるはずだったんだ。「ところで、安達は旅行楽しみ?」「ほほふぇ? りょほー?」 小学生、中学生、高校生。夏は毎年違う顔を見せる。こうして同じ人と、同じ時間を、二人で過ごしていたとしても。 そんな、夏を巡る二人のお話。
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メイキング・オブ・しまむら
2023/10/20 02:58
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投稿者:一日一膳 - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編集。夏という季節を共通項にして、小学生、中学生、高校生、大学生のしまむらを追う。
安達との邂逅は高校の体育館2階ですが、小学しまちゃんとも、中学しまちゃんともニアミスしています。ほとんどトラップの如きさり気ない記述。
こうしてみると、しまむらにとってゴンもいかに大切な存在なのかが伝わります。安達の犬っぽさが幸いした面もあるのかな、と思ったり。
樽見でもなく、先輩でもなく、和服の女(好意は抱いてましたが)でもなく、付き合ったのは安達で、しまむらにとっても良かったのではないかな。前向きに生きることができるというのは、簡単そうで難しい。溢れる安達のエネルギーは、これからもしまむらを遠くに連れて行くことでしょう。