忌まわしき婚姻を請け負う公爵は、盲目の姫を溺愛する

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投稿者：ラ・レーネ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

予見の力を持つ代償として視力を失った王女リオノーラは父王の命令で公爵家の当主イライアスの元に降嫁する事から始まる恋物語。前半部分はリオノーラを馬鹿にしている妹チェルシーとの確執､イライアスとの文通が物語の核になっていて､妹の底意地の悪さに眉が潜む。後半はリオノーラの予見の力がメインの鬼畜な父王の野心と陰謀の宮廷編。リオノーラの兄王子が彼女の良き理解者でイライアスとの関係も良いのに安心した。ただ､父王の護衛騎士ヘリオスのリオノーラへの粘着質な劣情が全編通して気持ち悪い。最後リオノーラを散々利用し虐げていた父王､妹チェルシー､ヘリオスが相応の報いを受けたので､読んでいて胸がスッとした。イライアスとリオノーラも幸せになり読んでいて良かったと胸を撫で下ろした。イライアスが騎士でなく文官なのも何か新鮮で良かったと思う。

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投稿者：(o´ω`o)　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙イラストのヒーローが好きではなかったけど、みなさんのレビュー評価が高かったので購入。でもやっぱり挿絵のヒーローも好きになれなくて残念。
半分ぐらいで、めでたしめでたしって感じかと思いきや、そこから陰謀などもあり、最後まで楽しめた。
ヒロイン妹が酷すぎて、最後にちゃんとした断罪がなくてモヤった。