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いろあわせ 摺師安次郎人情暦
著者 梶よう子
神田明神下に住む通いの摺師・安次郎。寡黙ながら実直で練達な職人の技に、おまんまの喰いっぱぐれの心配がないと、ついた二つの名は「おまんまの安」。そんな中、安次郎を兄と慕う兄...
いろあわせ 摺師安次郎人情暦
いろあわせ (ハルキ文庫 時代小説文庫 摺師安次郎人情暦)
商品説明
神田明神下に住む通いの摺師・安次郎。寡黙ながら実直で練達な職人の技に、おまんまの喰いっぱぐれの心配がないと、ついた二つの名は「おまんまの安」。そんな中、安次郎を兄と慕う兄弟弟子の直助が、様々な問題を持ち込んでくる。複雑に絡み合い薄れてしまった親子の絆、思い違いから確執を生んでしまった兄弟など……安次郎は否応なしに関わっていくことに――。五つの摺りの技法を軸に、人々が抱え込む淀んだ心の闇を、澄み切った色へと染めていく。連作短篇時代小説、待望の文庫化。(解説・北上次郎)
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楽しみです。
2021/10/12 09:42
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
「おまんまの安」こと摺師の安次郎は実直で仕事熱心で腕のいい評判の職人であった。安次郎は結婚していたが妻に先立たれ長男の信太を妻の実家に預けていた。彼は元は武家であったが、小さい頃に火事にあい叔父が家督を継いだため、摺師の親方に引き取られていた。摺師として生きる安次郎sだが、ある日幼馴染の大橋新五郎が訪ねてくる、そして安次郎は・・・・・。
これからの展開が楽しみですね。他に、10作ぐらい続く作品もあり、今後どのような結論に落ち着くか非常に興味がありますね。ただ摺師の専門用語が少し分かり辛かったです。