電子書籍
花と舞と 一人静
著者 篠 綾子
「芸の道か恋の道、どちらかしか選べない」そう語る母に反発心を抱く日の本一の白拍子・静。どちらも手放したりしない、絶対に――。後見人・桜町中納言への淡い想いや、何かが足りな...
花と舞と 一人静
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
花と舞と 一人静 (集英社文庫 歴史時代)
商品説明
「芸の道か恋の道、どちらかしか選べない」そう語る母に反発心を抱く日の本一の白拍子・静。どちらも手放したりしない、絶対に――。後見人・桜町中納言への淡い想いや、何かが足りない己の舞に悩む日々の中で、静は運命の相手、源義経に出会う。それは、一途で激しい恋の始まりだった。時代の波に翻弄されながらも、いつしか義経のためだけに舞いたいと願うようになる静。襲いくる無慈悲な運命……。舞と恋を胸に、己の足で立ち上がる、切なくも美しい静御前の生涯を描く傑作時代長編。
目次
- 序章/第一章 雨乞いの舞/第二章 総角一座/第三章 桜町中納言の宴/第四章 薄墨の笛/第五章 鬼女の舞/第六章 吉野の白雪/第七章 鶴岡八幡宮の舞/第八章 愛別離苦/第九章 静の舞/終章
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
おもしろかったです。
2023/03/02 18:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品で描かれる静御前は自信があり凛々しくて、好きです。
私の今までの静御前のイメージは義経についてゆく大人しいイメージだったのですが、そのイメージを見事に覆してくれました。
たまに挿入される和歌も作品と合っていて良かったです。
「一人で舞うことは白拍子の矜り。一人で立つことが火との矜りであるように」と最後にしめくくっていたところもよかったです。
紙の本
静御前
2023/05/27 20:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
源頼朝の前で堂々と義経を慕う歌を歌いあげた静御前が好きです。義経や静御前が理想的に描かれ過ぎている気はしましたが、義経の正妻への想いなど読み応えがありました。