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殿様の家出
著者 氷月葵
次は勘定奉行か町奉行、四十七歳の大身旗本が突如隠居を決め家出!三千石真木家の下屋敷は、神田の横丁に借りた二階屋。のっぴきならない人たちが〈よろず相談〉に訪れる横丁で繰り広...
殿様の家出
神田のっぴき横丁 書き下ろし長編時代小説 1 殿様の家出 (二見時代小説文庫)
商品説明
次は勘定奉行か町奉行、四十七歳の大身旗本が突如隠居を決め家出!
三千石真木家の下屋敷は、神田の横丁に借りた二階屋。
のっぴきならない人たちが〈よろず相談〉に訪れる横丁で繰り広げられるのは……。
次は勘定奉行か町奉行と目される三千石の大身旗本真木登一郎、四十七歳。ある日、城から帰るや突如、隠居を宣言、家督を長男に譲って家を出るという。いったい城中で何があったのか? 隠居が暮らす下屋敷は、神田のっぴき横丁に借りた二階屋。のっぴきならない人たちが〈よろず相談〉に訪れる横丁には心あたたまる話があふれ、なかには大事件につながることも……。
心があたたかくなる! 新シリーズ第1弾!
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次作も楽しみです
2022/09/07 14:39
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
3000石で作事奉行である旗本の真木登一郎が突然隠居を申し出た。頭も身体にも異常はなかったのだが、老中やその取り巻きを批判したため、家に災いが降りかかることを恐れ、長男に家督を譲ったのであった。登一郎は神田で長屋の一室を借りて下男と一緒に生活を始める。そうすると今まで見えなかったことが見え始め、武家と町人の生活の違いを改めて感じる。そしてその長屋にはのっぴきならないことばかりが発生し・・・・・。
登一郎の性格からくるものでしょうが、ほのぼのしていて読んでいて苦にならないですね。
登一郎が隠居を宣言した時の奥方様の苦々しい顔を想像すると笑えてきますね。