紙の本
このような世界があるのかもしれない!
2019/02/02 17:23
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投稿者:ゆこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても面白い作品でした!
部活動などでも面白い本は?と聞かれたら必ずといっていいほどこの本をあげます。
短編小説で一つ一つ全く関係ない本なのにどこか繋がりを感じました。
とってもスラスラ読めて読んでいて楽しかったです。
とても面白かったです。
紙の本
表題作のインパクト
2021/01/27 03:32
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投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
未来予測システムを利用し思考を巡らす者たちの7つの物語。物騒なタイトルには似合わず、切なく温かい情に溢れていて、良い意味での裏切り感が強かった。半分はひん曲がった陰気な語り手でイライラしたけどファンタジーでもない限りこのくらい平々凡々な方がリアリティがあって共感出来た。
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あなたがこの本を読む確率、100%。
近未来を予測するシステムがあなたの未来を左右する。
少しほんわかほっこりするお話です。
個人的に気に入ったのは、
空から女の子が降ってくる確率
かな。
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短編。一話づつが短いので、読みやすい。
止めやすいとも言うべきか・・・。
色々な出来事の予測システム?
(その辺も曖昧)
がもたらす気持ちの話・・・なのかな・・・。
うーん・・・。
☆ひとつ。
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ブラックな意地の悪い話を期待して読みはじめたら、えーっ、なんでこんなにいい話(笑)。
いつかそんな時代がくるのか、「未来予測システム」なるものがある近未来。といってもSFめいたところはありません。表題の確率を知りたいと思う人がどれくらいいるかはわからないけれど、あとはわりと知りたくなりそうなお題が並びます。「あの子が同じ電車に乗ってくる確率」「彼が奥さんと別れる確率」「娘に彼氏ができる確率」「私が一生独身の確率」。突飛なところでは「空から女の子が降ってくる確率」なんてのも。
どこか自分を好きになりきれない主人公たちが、未来予測システムで確率を確かめて一喜一憂しながら過ごす日々。
表示される確率がどうであれ行動に出ること。たとえ相手が素直に答えてくれなくても、聞くこと自体に意味がある。
想定外にいい話が並びます。
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そっとテーブルの上に置いて妻の目に触れて欲しかった。
ほんの小さな悪戯心が本を選んだ理由です。
七つの短編があり、共通して登場するのが未来予測システム!!!
仕組みは謎ですが条件を入力すると、その確率を弾き出してくれるようなアプリが当たり前となってる近未来!?
私だったら、このシステムを自分の仕事と夢と家族の未来に役立てたいと思う。
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キャッチーなタイトルだけど、攻めすぎだと思う。嫁に見つかったらと思うとふつうは買えない気がする。ちなみに自分は嫁が購入してきたので読んでみた。
短編集。タイトルの妻を殺してもバレない確率も、期待していたようなドロドロさはなく、いい話だった。あの子が同じ電車に乗ってくる確率、彼が奥さんと別れる確率、娘に彼氏ができる確率、締めの私が一生独身の確率等、どの話も気になるテーマである。読み始めは、あまり期待してなかったけど、どの話もなんとなくホッコリさせられた、最後まで読破できた。ベタだけど、最後の私が一生独身の確率が一番よかったと思う。
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タイトルに惹かれて。
偶然の確率の短編集。展開はベタなものが多くて先が読めてしまったものも多かったけど、逆に安心して読めた。ほっこりするものばかりで、軽く読めるのが良かった。
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うーん、、、、
短編集だからサクサク読み進めるかと思ったのですがテンポ感がイマイチ無くてなかなか読み終わりませんでした。
1話目の話は涙するくらい良かったですが、それ以外の話が個人的にはもやもやした感じで終わってしまったりであんまりだったなぁと思いました。
え、そこで終わっちゃうのかとか、これ以上展開ないのかとかを読んでいて感じてしまった印象です。
未来予測できるシステム自体はすごく面白くていつかそんなシステムが開発されるといいなぁとワクワクしました。
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なろうのほうの掲載されてない3編も読了
希死念慮って言葉は知らなかったけど
言葉になってるほど誰でも死について考えたことはあるんだろう
明日世界が終わる確率がフイフティ・フィフティに近いのは
生きるか死ぬかしかないからじゃないかなと思ったりしたけど
でも死にたいと思ってても
希望があれば、明るい方があれば
そちらに目がいってしまう
すがってしまうことも事実なんだ
表題ではじまって奥さんの話で終わればまた違った方向の一冊になってたかもしれないけど
数字に振り回されず、未来を望み前を向く、そんな話達
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未来の確率を調べる小さな機械の七編。隙の気になる台詞回しの回もあったけれど、後ろに行く毎に引き込まれた。結末の爽やかな既婚者への片想い、空から降って来た女の子と写真家志望の高校生男子、娘に彼氏ができる確率にやきもきしアバターとして潜入する父親等。一生独身の確率に慄く初恋拗らせ女子の話がロマンチック。
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条件を入力すれば、簡単な未来予測ができる「未来予測システム」。政略結婚で結ばれた女性を妻にした男が日々調べるのは「妻を殺してもバレない確率」。そのほか、「あの子が同じ電車に乗ってくる確率」「空から女の子が降ってくる確率」「私が一生独身の確率」など、確率にまつわる7つの短編集。殺す、なんて物騒な題名がついていますが、確率自体が自分がどうしたいかと思うことも加味されて計算されているので、単に確率に左右される人の話ではないところが好感が持てます。さらっと読めますが、どれもとても優しい読み心地で良かったです。
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タイトルに引かれ購入。
近未来の確率をテーマにした短編集、7編を収録。
表題を始め、『明日、世界が終わる確率』や『彼が奥さんと別れる確率』、『空から女の子が降ってくる確率』などなど、ユニークな作品が多く、それぞれ主人公やストーリーも変わり、面白い内容になっています。
近未来、【未来予測システム】というソフトがあり、様々な条件を入力すると、すぐさまその確率を表示してくれるという。
それぞれタッチの違う内容ですが、ハートウォーミングなストーリーが多いかと思います。
なお、若干、誤字脱字が目立ちましたので、是非、推敲をお願いいたします。
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妻を殺してもバレない確率
彼が奥さんと別れる確率
私が一生独身の確率
7つの短編集ですが、連作とも言えるのかな。
個人的には、上の3つが好きでした。
調べる度に変化する確率。
増えていく数字に思わず一緒にドキドキしてしまいました。
誤字が多く目につきましたが、それを差し引いても読後感はほっこりです。
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初読みの作家さん。
物騒なタイトルですが中身はソフトな「ちょっといい話」。サラリと読めるし読後感も良好。
もっと理系オタク/確率大好き的な話かと予想しましたが、全然違いました^^;
良かったような(読みやすさ的には)
惜しかったような(怖いもの見たさ的には)(笑)