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ごきげんなすてご
著者 伊東 寛
三か月まえ、弟がやってきた。弟の顔はおさるだった。でもお母さんは弟ばかりかわいがる。それならいいよ、あたしはすてごになって、すてきなおうちにもらわれるから…。家出した女の...
ごきげんなすてご
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ごきげんなすてご
商品説明
三か月まえ、弟がやってきた。弟の顔はおさるだった。でもお母さんは弟ばかりかわいがる。
それならいいよ、あたしはすてごになって、すてきなおうちにもらわれるから…。
家出した女の子が、「すてご仲間」になった犬、ねこ、かめといっしょに大活躍!
小さなおにいちゃん、おねえちゃんたちの心をきゅっとつかんだ、人気の幼年童話です。
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紙の本
挿絵があり読みやすい
2020/03/10 08:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チャマ - この投稿者のレビュー一覧を見る
イヌやネコもカメまで仲間になって段ボールの箱で新しい飼い主を待ちます。みんな誰かにもらわれていくんですが、主人公は結局お母さんとお父さんが迎えにきてくれます。お父さんお母さんのゆったりとした対応が優しいです。
紙の本
こどもの気持ち
2016/03/01 23:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
弟ができて親をとられてしまった気持ち。すてごになった気持ち。
こどもの気持ちが素直に描かれていてよかったです。
わたしもついつい下の子のほうに手をかけがちになってしまうのだけれど。
紙の本
おねえちゃん
2019/08/07 21:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
ごきげんなすてご というおかしなタイトルに惹かれて読みました。
おとうとができて、おねえさんになった女の子と、ゆかいな動物のなかまたちのお話です。会話がおもしろかったです。
紙の本
分かる!
2016/03/04 08:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のきなみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この子の気持ちよーく分かります。私も弟、妹が生まれた時モヤモヤした気持ちになりました。でもそれを周囲に言うことは出来ないんですよね。
この子みたいにアグレッシブになれば良かったなぁー
紙の本
これはもう、古典といってもいい、絵本の傑作。
2002/04/26 16:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひこ・田中 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルだけで、絶対おもしろいに違いないと思わせてしまうのがこれ。しかも困ったことに、オチを書きたくてしょうがなくなるんですよ、この絵本は。
でも、書かない。がまんする。
おさるみたいな顔で弟が生まれて、かまってもらえなくなった「あたし」は、頭に来たって設定だけど、ここまでは普通。で、この子、家出を敢行する。
これだってそんなに目新しい発想ではないかもしれない。でもここからが、この絵本作家の腕の見せ所。
この子、自分に新しい親を募集しようとするんだけど、ごみ箱の側はヤだとか、捨て子には捨て子を入れるダンボール箱が必要だとか、積極的に自分で捨て子になりきっていく。売り込みのために「かわいいすてご」ってキャッチまで作ってしまう。
つまり、新しい家族の登場への戸惑いや怒りを内に込めるんじゃなくて、それをパワーにして自分をアピールするの。
やがて、そのダンボール箱には、捨てられたり飼い主がいない動物たちも集まってくる。ノアの箱舟状態ね。
で、「あたし」以外は、次から次へと飼い主を見つけ・・・、あ、ここからが至福のオチになるけど、書かない。
もう、古典といってもいい。
紙の本
ここに可愛い捨て子たちがいるよ〜
2000/08/09 12:05
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投稿者:かれん - この投稿者のレビュー一覧を見る
弟が生まれて、お母さんは弟ばっかり可愛がる。
あたしの事なんか ほったらかし。
あんな猿みたいな弟、だいきらい。
もうこんな家、家出してやる〜〜。
第2子が生まれ、赤ちゃんにお母さんを取られたような長女の気持ちが
痛いほど分かります。共感する子供たちも多いはず。
あたしが家出をしたら、お金持ちのうちに拾われて、
あたしだけを可愛がってくれるハンサムなお父さん、美人なお母さんがいるの。
勿論、猿みたいな弟はいらない。
そして、あたしのことを皆、「おじょうさま」と呼ぶの。
一度は子供の頃に夢見ることかも…。
実際行動は出来なくても、本の中でで行動してくれる「あたし」
上を見れば、きりがないけど、そういう夢っていいなぁと思います。
ダンボールに入って、新しく拾ってくれる人を待つ「あたし」。
そこには、似たような境遇?の犬、ネコ、カメも来ます。
みんな箱に入って待つすてご仲間たち。でも、最後に拾ってくれる人は…。
お母さんは赤ちゃんの世話で忙しいけど、あなたの事は決して忘れた訳ではないよ。
赤ちゃんが生まれて、お兄ちゃん、お姉ちゃんになった子供たちへ。