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依田ノート――すぐに役立つ上達理論
著者 依田 紀基
名人位3連覇の奥義を100の布石理論に集大成! 史上最強の序盤講座!―― 「必ず2目強くなることを私が保証します」(著者) <超明解な4つの奥義を徹底解説!> 1...
依田ノート――すぐに役立つ上達理論
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依田ノート すぐに役立つ上達理論
商品説明
名人位3連覇の奥義を100の布石理論に集大成! 史上最強の序盤講座!―― 「必ず2目強くなることを私が保証します」(著者)
<超明解な4つの奥義を徹底解説!>
1.最大の手を打つ
2.厚みに近づかない
3.将来の可能性を大切にする
4.利き筋を決めない
「これを極めれば初段突破は間違いありません」(著者)
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紙の本
碁の考え方が分かる稀に見る超力作!!
2003/04/18 23:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とみお - この投稿者のレビュー一覧を見る
書店で何気なく手にとって、驚いたのは、名人が前書きで「これほど内容が充実した本は二度と出せないだろう」というくだり。多少、大げさな宣伝文句には慣れているが、「ふむふむ」と思って、頭の部分を読み始めたら、またまた、ビックリ!
これほど、分かりやすく碁の考え方を説明している棋書は、確かに見たことがない。棋譜よりも文章量が多いのが、その証しだ。テレビ棋戦の解説などで、プロ棋士が「ここは、こっちからカカるのが正しい」なんて、たった一言しか説明しないが、本書では、懇切丁寧に解説しているから、初段を目指す私(自称1級)程度の棋力でも、よく分かる。「そうか、プロはこんなことを考えながら打っているのか!」と、目からウロコの本だった。
例えば、私が苦手にしている、カカリやシマリの方向、辺へヒラくときの幅、大場の大きさの判断などが、実に丁寧に書かれている。相当、高度な内容を分かりやすく書いているので、中級から3、4段くらいまでを対象にしている本だと思う。
「繰り返し、繰り返し、形を覚えれば、二目強くなる」という言葉に間違えない、と確信した、稀に見る棋書だ。私は、この本を「バイブル」にして、何度も読み返すと決めた!
紙の本
依田の全半生すべてを凝縮したという囲碁理論とは
2005/01/10 21:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:格 - この投稿者のレビュー一覧を見る
依田の前半生すべてを凝縮したという理論の本.執筆に数年間という歳月をかけたという.依田の理論は,以下の4つに集約されるという.
- 最大の手を打つ
- 厚みに近づかない
- 将来の可能性を大切にする
- 利き筋を決めない
1番目と3番目は難しい.そんなことが分かれば,初段どころか,プロにでもなれるのではないか,と思うが,2番目と4番目は比較的易しい.実践出来そうな気もしないではない.
本書はこれらの理論を76のサブテーマに分け,説明している.それぞれ3ページ前後.そして,最後の,24の症で「基本死活」について説明.やはり,強くなるためには,死活を何より“覚える”ことらしい.
依田の前半生を凝縮したという依田の熱気が伝わってくる雰囲気である.ただし,初段程度の私にはちょっと難しいように感じられる部分もある.また,図と説明がすぐに横になく,読みにくいところがある.もう少しページ数を増やして,順を追って,説明と図が対応がつくようにしてもらえれば,それだけで分かりやすくなったと思う.いずれにしても将来,もう一度読んでみたい本である.