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思い出牡蠣の昆布舟 はるの味だより
著者 佐々木禎子
薬売りだった父を亡くした、はる。一つ年上の兄は、口入れ屋から奉公先を紹介してもらい、その支度金ではるを親戚に預け、江戸へと旅立っていった。十年の月日が流れ、江戸からやって...
思い出牡蠣の昆布舟 はるの味だより
思い出牡蠣の昆布舟 (ハルキ文庫 時代小説文庫 はるの味だより)
商品説明
薬売りだった父を亡くした、はる。一つ年上の兄は、口入れ屋から奉公先を紹介してもらい、その支度金ではるを親戚に預け、江戸へと旅立っていった。十年の月日が流れ、江戸からやってきた絵描きの彦三郎の絵に生き別れの兄の姿を見た彼女は、兄と再会すべく江戸へと旅立つ。彦三郎の世話で、かつては人気の一膳屋だったものの、偏屈者の治兵衛が継いでからすっかり寂れてしまった「なずな」で、住み込みで働くことになるのだが……。慎ましくも美味しい庶民の料理、そして彩り美しい江戸の四季の中、一生懸命に生きる人々を描く時代小説の開幕!
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今後に期待します。
2021/10/18 10:05
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
はるは薬売りの父と兄の三人で暮らしていた。しかし、父が亡くなり兄が江戸に働きに出てから叔父さんの家に預けられた。ある日、絵師の彦三郎が兄からの伝言を持ってきた。はるは兄に逢うために江戸にでる。頼るつてもないはるは彦三郎が世話してくれた一膳飯の「なずな」で世話になる。店主の治兵衛は元は薬問屋の主であったが、次男が経営していた「なずな」を引き継いだが、客も来ず店をあきらめかけていた。はるは住み込んで店をたてなおし始めるが・・・。
今後の展開に期待です。兄との再会や彦三郎との仲や熊吉がどのように絡んでくるのかも楽しみにしています。