- 販売開始日: 2023/04/05
- 出版社: アルテスパブリッシング
- ISBN:978-4-86559-249-8
古楽の終焉
過去の音楽をそっくり再現して、どうするのか?なぜ儀式のように音楽を聴かなければならないのか?原典至上主義? ──それは「テクスト・フェティシズム」にすぎないのでは?古楽が...
古楽の終焉
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商品説明
過去の音楽をそっくり再現して、どうするのか?
なぜ儀式のように音楽を聴かなければならないのか?
原典至上主義? ──それは「テクスト・フェティシズム」にすぎないのでは?
古楽が追求すべきオーセンティシティとはどこにあるのか?
そして、「HIP(歴史的知識にもとづく演奏)」とは何をめざすものなのか? ──
フランス・ブリュッヘン率いる18世紀オーケストラなどでオーボエ奏者、リコーダー奏者として活躍したほか、楽器製作や音楽学研究の分野でも多大な実績を残し、2011年に惜しまれつつ世を去った著者が、2007年に発表したThe End of Early Music: A Period Performer’s History of Music for the Twenty-First Century(Oxford University Press)。
音楽史のとらえ方を根底から更新し、クラシック音楽家の意識変革をうながし、返す刀で「原典至上主義」に拘泥する古楽演奏にも疑問符を突きつけた同書は、発表と同時に大きな話題を巻き起こした。
「HIP(historically-inspired perfomance; historically-informed performance=歴史的知識にもとづく演奏)」と「修辞学的音楽(rhetorical music)」の理想を知り、楽譜に書かれた音楽をただ再現するだけでなく、生命力にあふれたパフォーマンスをおこなうために、すべての音楽家がひもとくべき書、ついに待望の完訳!
目次
- 序
- I 演奏スタイル
- 第1章 言い方が違えば、言うことが違う
- 第2章 足下にご用心──進行形のスタイル
- 第3章 主流のスタイル──“腕はあるけど魂がない”
- II どうロマン派的なのだろうか
- 第4章 クラシック音楽、ざらついた感触の愛撫
- 第5章 透明な演奏者
- 第6章 変わりゆく意味合い、永続する記号
- III 時代錯誤とオーセンティシティ
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