察しない男説明しない女

投稿元：

レビューを見る

読みかけだけど、めっちゃ面白いです。心が伝わらないと思う相手に、どう伝えたらいいのか。そうか…そもそも全く考え方が違う他人を相手にしているんだった。

投稿元：

レビューを見る

最初のチャートで、コミュニケーションタイプがド女だった。
なのに基礎編と恋愛編までは男性の考え方に共感し、結婚・家庭編と仕事編では女性の考え方に共感。
結局、その人その人の性質によるとしか言えないかな。
でもこの本によれば、場合による的な考え方自体が女性らしいらしい。

ところどころ説明しているようでディスってる言い方。不快に感じるひともいるだろうが面白かった。読みやすい。

一番しっくりきたのが、男はロマンが好きで女はロマンチックが好きというところ。
わかるー！

投稿元：

レビューを見る

今まで自分特有の性格だと思っていたものが、性別によるものも大きいのかもしれないと思った。

男は成長したがり、尊敬されたいとかはまさにそう。
こういう願望を、自分だけに限らず、一般的に男は持っているとは知らなかった。
その一方で、女性は結果ではなく、過程を重視する。野球とままごとという例えはわかりやすかった。野球には結果として勝ち負けがあるが、ままごとにはない。ままごとをする過程が、いかに楽しく心地よいものだったかが大切。そのため、女性は仕事には働きやすさややりがいを求めている。

この本を読み、まず自分の性格のうち、男という性別だから持っている（可能性のある）性格を知ることができた。また、自分以外の男性の一般的な考え方の傾向と、女性の考え方も同様に知ることができた。
今後、よりよいコミュニケーションを取るために、役立つ情報になると思う。

投稿元：

レビューを見る

内容に対して「うーん」と思いながら読み進めていましたが、あとがきでスッキリ納得。そのあとがきの引用です。

↓
↓

さて、厳密にアカデミックな立場から男性と女性を分けていないのには、理由があります。それは「結局のところ、わかりやすい2分類なんて不可能」だということ。男はこう、女はこう、とルール化しても当然例外はあるし、バラつきもある。突き詰めると血液型占いのようなものになってしまいます。
本書の各項目をチェックしていくと「僕は男性(私は女性)だけれど、こんなことはしない」ということが出てくるでしょう。さらには「この項目は当てはまるけれど、別の項目は真逆だ」という感想を持つ人も多いと思います。 「おいおい、ぜんぜんあてにならないじゃないか」と怒る人もいるかもしれません。
ですが、 それで当然です。そうなって当たり前ですし、そこにこそ、この本のもうひとつの狙いが隠されています。
「当てはまる・当てはまらない」「当たってる・当たってない」が、この本の読み方ではありません(そうやって楽しんでいただくのも、もちろん嬉しいのですが)。むしろ注目すべきは「自分ではない」ほう。「自分に当てはまらないほうの人への対処法」です。


↓
↓


自分とは違う人に、どう接するか。そういう意味では、この本における「男女=異性」は、「自分とは違う考えをする人」「自分とは真逆の話し方をする人」ということでもあります。
自分とは違うタイプの人と、心の底からわかり合うのは大変です。そもそも無理かもしれない。であれば、わかり合えないことをスタート地点にしましょう。変にわかるフリをしない。 相手に押しつけない。話はそこからです。
この人とは言葉が通じない。ならば、どうするか。そう、カタコトでもいいので通じる言葉を話すのです。相手のフィールドに足を踏み入れる以上、それしかありません。
それはロシアへ旅行に行ったら、ガイドブックに書いてある通り 「3paBcTByúre（こんにちは)」と言い、 「roce, Horanyúcra」 (コーヒーをください) と注文するのと一緒です。
その国の文化を学んだり、現地の人と触れ合ったりするのはあと回し。とりあえずはワケもわからず、ガイドブックに書いてある言葉を、怪しい発音で話す。少し会話ができれば、それだけで嬉しいし達成感がある。心が近づいたような気さえするのは錯覚だとしても、少なくとも温かいコーヒーにはありつける)。
もちろん、最終的にはその国の成り立ちやお国柄、歴史背景を知ることで、深い理解に至ることができれば最高です。 ですが、そこまでしなくてもいいのです。仕事も家庭も、日々のコミュニケーションも、結局は技術であり「プレイ」なのですから。
表面上うまくいっていれば、それでOK。それを積み重ねることで、次第に流暢になり、本当に相手とわかり合える日が来る(かもしれない)のです。


引用終わり

ここまで読んで、なるほど、納得、と思えました。