ベアトリス、お前は廃墟を統べる深紅の女王
王冠を捨てた王女、カミラがイルバスに帰ってきた。ジュスト・バルバが率いる反王政組織「赤の王冠」に関与する国内外の人物に接触し、クーデターの首謀者を突き止めるべく独自に動き...
ベアトリス、お前は廃墟を統べる深紅の女王
商品説明
王冠を捨てた王女、カミラがイルバスに帰ってきた。ジュスト・バルバが率いる反王政組織「赤の王冠」に関与する国内外の人物に接触し、クーデターの首謀者を突き止めるべく独自に動き出す。一方、暗躍する「赤の王冠」によって三人の王は分断され、身動きが取れずにいた。アルバートは前線で行方不明、ベアトリスは同盟国のニカヤに留め置かれ、サミュエルは正体不明の毒物により高熱にうなされる状況の中、ニカヤで経験を積んだサミュエルの王杖・エスメもまたイルバスに帰還する。集結するイルバス王家と「赤の王冠」、ついに全面対決! 「廃墟」シリーズ完結巻!
目次
- 第一部 調停者カミラ、お前は廃墟を捨てた眷恋の王女/プロローグ/第一章/第二章/第二部 ベアトリス、お前は廃墟を統べる深紅の女王/第一章/第二章/第三章/エピローグ
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なまなかな気持ちでは再読できない(つらい)
2023/05/10 23:11
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:frg - この投稿者のレビュー一覧を見る
口絵を見た時から、すこし嫌な予感はあった。
このシリーズの中で、いちばん死んで欲しくなかった登場人物の死。
その衝撃がずっと鳩尾に重く響いたまま、なかば呆然としながら終焉まで読んだ。
読み終えてからしばらくしてようやく涙が出た。
衝撃が強すぎると涙が出ないってことが本当にあるんだな……と、妙な実感を得た。
主人公たちそれぞれに魅力があるし、物語も読み応えがあったが、自分にとってはトラウマ作品になったかもしれない。
今もちょっと不意に涙が出たり情緒不安定が続いている。
……とても、つらい。