読割 50
電子書籍
横浜怪談
著者 黒史郎
ご当地怪談の真骨頂横浜の地には多くの霊が眠っている!飛び降りを誘発する南区の魔の崖鶴見区の三輪車に乗った首なし少女保土ヶ谷区で通夜に届いた謎の骨通行人を引き込む西区の魔の...
横浜怪談
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横浜怪談 (竹書房怪談文庫)
商品説明
ご当地怪談の真骨頂
横浜の地には多くの霊が眠っている!
飛び降りを誘発する南区の魔の崖
鶴見区の三輪車に乗った首なし少女
保土ヶ谷区で通夜に届いた謎の骨
通行人を引き込む西区の魔の池
亀が祟った池 中区長者町
日本のあらゆる文化の発展の地となった横浜。その繁栄と成功の陰には多くの衰退と死があり、想像もしないほどの多くの霊が眠っている!
『川崎怪談』に続き、土地の過去から現在につながる怪異を鶴見区在住の作家・黒史郎が丹念に炙り出す。
・供養塔そばのトンネルで遭った恐怖「トンネルの女」(鶴見区)
・漁師が遭遇したのは…「幽霊船」(横浜港沖)
・タトゥーを入れに行った店で見たモノ「白い背中」(中華街)
・屈指の“出る”場所である池にまつわる怪異譚「三つの池の女たち」(神奈川区)
――など、土地にしみ込む因縁の記録と痕跡を辿る恐怖の横浜暗黒ガイド!!
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紙の本
資料から詳細に怪異譚をまとめた感じの本
2023/06/02 01:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たけとり - この投稿者のレビュー一覧を見る
横浜の資料として購入。最近の体験談も一応あるものの、大半が大半が江戸末期〜昭和初期までの資料に載っている怪異・怪奇話を詳細にまとめた内容で面白かった。参考文献も充実していて良い。
というわけでそんなに怖くはないものの、作中の場所が分かる地図や無駄に怖くない表紙が有り難い…。いや怖すぎると家に置きたくない派なので…w
それはさておき、歴史博物館の話は有名だよねぇ…。社宅マンションで変な音がする→某宗教団体の封筒が前住者宛に届く話と、ラストの作者の体験談が怖かった。
紙の本
横浜は広い
2023/05/20 09:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:somaandsinko - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙から受ける印象だと華やかな観光地や名所での怪異を想像してしまいますが
前作「川崎怪談」同様、作者の地元である鶴見区近辺の話と
過去の新聞記事などから引いた郷土史的なエピソード多め。
怪談系が苦手で郷土史や伝承に興味がある人も読みやすいのではないかと。
すべての区は網羅されていません(巻頭の地図に緑区が二つありましたが・・)。
祟り的な話が続いた後に、
この近辺では昭和〇年(戦後)に大事故があり
付近では幽霊の目撃も・・とさらっと書いて〆られていて、
その話もっと読みたい!掘り下げて!などと思ったり。
作者の地元での体験談は登場人物が常軌を逸していて怪しさ満点、
悪夢の中の出来事のようでもあり面白かったです。
今回は載っていなかった地域にもきっと何かあると思うので続編希望。
ただ、もう少し最近起こった話でお願いしたいです。