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新版 漱石論集成
著者 柄谷行人(著)
「マルクスを読むように漱石を読んできた」と自ら語るように,漱石はつねに柄谷行人の思考の原点であり続けてきた.群像新人文学賞を受賞した代表作「意識と自然」(1969年)から...
新版 漱石論集成
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漱石論集成 新版 (岩波現代文庫 学術)
商品説明
「マルクスを読むように漱石を読んできた」と自ら語るように,漱石はつねに柄谷行人の思考の原点であり続けてきた.群像新人文学賞を受賞した代表作「意識と自然」(1969年)から90年代に至るまでの著者の漱石に関する評論,講演録,エッセイ等を集め,その思考の軌跡をたどる.多面的な切り口からせまる,漱石論の決定版.
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紙の本
夏目漱石の愛読家、柄谷行人氏のこれまで漱石に関する評論、講演、エッセイなどを収録した興味深い一冊です!
2020/05/04 09:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、哲学者であり、文学者、さらには文芸評論家としても知られる柄谷行人氏による夏目漱石に関わる評論、講演、エッセイなどを収録したものです。著者の「行人」という筆名は夏目漱石の同名作品によるとも言われるくらい夏目漱石の愛読家でもあります。同書には、「意識と自然」、「内側から見た生」、「階級について」、「文学について」、「漱石とジャンル」、「漱石と<文>」、「詩と死―子規から漱石へ」、「漱石の作品世界」などの評論が収録されていると同時に、漱石の代表作、『門』、『草枕』、『それから』、『三四郎』、『明暗』、『虞美人草』、『彼岸過迄』、『道草』などが解説されています。柄谷氏の漱石への想い、漱石を通した社会観が見えてきます!