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古墳とはなにか 認知考古学からみる古代
著者 松木武彦(著)
なぜ、日本列島に前方後円墳のような巨大古墳が生まれたのか。長をまつる巨大な墳丘を「見上げる」行為や、石室の位置や様式、埴輪、また鏡・刀などの副葬品から、古代の人びとは何を...
古墳とはなにか 認知考古学からみる古代
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古墳とはなにか 認知考古学からみる古代 (角川ソフィア文庫)
商品説明
なぜ、日本列島に前方後円墳のような巨大古墳が生まれたのか。長をまつる巨大な墳丘を「見上げる」行為や、石室の位置や様式、埴輪、また鏡・刀などの副葬品から、古代の人びとは何を感じとっていたのか。竪穴式石室から横穴式石室への大転換はどのように起きたのか。人の心の動きの分析を通じて解明。神格化の装置から単なる墓へ。3世紀から7世紀の日本列島に16万基も築かれた古墳とは何であったかを問う、認知考古学の最前線。
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紙の本
壮大な文明論
2023/07/23 07:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:K2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
古墳の出現から消滅までを、ユーラシア史の広い視野で考える意欲作。古墳に埋葬された「長」を神格化する宗教装置であった古墳は、横穴式石室や仏教などの影響で、家族墓へと変質して役割を終えたとする。梅棹忠夫「文明の生態史観」の議論と通底する壮大な文明論。