読割 50
電子書籍
女の足指と電話機
著者 虫明亜呂無 著
舞台上で女優の足が、官能の道具から電話機へと変化を遂げる、そのエロチシズムへの感性を書きとめ、「リタ・ヘイワースは惜しくないけれど、ヒンドスタンを日本へ売ったのは、自分の...
女の足指と電話機
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
女の足指と電話機 (中公文庫)
商品説明
舞台上で女優の足が、官能の道具から電話機へと変化を遂げる、そのエロチシズムへの感性を書きとめ、「リタ・ヘイワースは惜しくないけれど、ヒンドスタンを日本へ売ったのは、自分の生涯の失策だった」と、かつての夫から競走馬と比べられた女優の行く末についての考察を綴る……。
「永遠の謎と美」の存在である女性の、生き方や感受性、美意識を、映画、音楽、演劇、文芸など幅広いジャンルの作品を手がかりに読み解き、絹のように上質な文章で紡ぐ。
著者が最も健筆をふるった70年代から80年代の単行本未収録作品を集めたエッセイ集。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
女性について、その生き方、感受性、美意識などを様々な視点から読み解こうとしたエッセイ集です!
2020/09/06 12:35
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、昭和に活躍され、『サラブレッド』、『クラナッハの絵』、『シャガールの馬』、『ロマンチック街道』、『時さえ忘れて』などの著作で知られる評論家、随筆家、翻訳家であった虫明亜呂無氏の作品です。同書は、舞台上で女優の足が、官能の道具から電話機へと変化を遂げる、そのエロチシズムへの感性や、競走馬と比べられた女優の行く末について語る自在で起伏に富んだ話の運びなど、「永遠の謎と美」の存在である女性、そして女性の生き方や感受性、美意識を、映画、音楽、演劇、文芸など幅広いジャンルの作品を手がかりに読み解き、絹のように上質な文章で紡いだエッセイ集です。ぜひ、一度、読んでみてください。新たな発見があるかもしれません。