何かが道をやってくる
著者 レイ・ブラッドベリ(著) , 中村融(訳)
その年のハロウィーンはいつもより早く訪れ、ジムとウィル、ふたりの13歳の少年は、一夜のうちに永久に子供ではなくなった──。深夜3時に町に現れた古びた列車で、カーニヴァルは...
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商品説明
その年のハロウィーンはいつもより早く訪れ、ジムとウィル、ふたりの13歳の少年は、一夜のうちに永久に子供ではなくなった──。深夜3時に町に現れた古びた列車で、カーニヴァルは運ばれてきて設営された。その喧騒のなか、回転木馬の進行につれて、人の姿は現在から過去へ、過去から未来へ変わりゆき、〈全身を彩った男(イラストレイテッド・マン)〉や〈塵の魔女〉が徘徊する悪夢の世界が、少年たちの前に現出する。SFの叙情詩人を代表する一大ファンタジー。著者自身のあとがきを付す。
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原文は読みにくく、新訳は読みやすい。
2023/11/24 19:33
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投稿者:たこい - この投稿者のレビュー一覧を見る
独特の比喩、言い回し、文学蘊蓄などなどをなるべく忠実に日本語に訳したというとすごく読みにくそう(実際、ブラッドベリの英語は母国人からしても読みやすいものではないとか…)に聞こえるが、一読、リズム感のある訳文にハマるとするする読めて、原文のひねくれ具合もしっかり伝わる名訳。
小学館J文学館も持っているので、そっちでも読んでみよう(しかしなぜこのタイミングで新訳が立て続けに…?)。
内容はなるほどホラーの古典と言える名著なので、新訳で読者が増えるのはよいことだろう。舞台が同じの『たんぽぽのお酒』も新訳出ないかな。