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後宮女官の事件簿
著者 藍川竜樹(著)
凱国の後宮で不正を取り締まる宮正の魏蛍雪は、刑部令の祖父から皇帝の傍仕えを命じられた。大好きな捕り物のために女性武官に扮して後宮に入ってくるというのだ。渋々引き受けた蛍雪...
後宮女官の事件簿
後宮女官の事件簿 1 (光文社文庫 光文社キャラクター文庫)
商品説明
凱国の後宮で不正を取り締まる宮正の魏蛍雪は、刑部令の祖父から皇帝の傍仕えを命じられた。大好きな捕り物のために女性武官に扮して後宮に入ってくるというのだ。渋々引き受けた蛍雪だったが、皇帝と対面したその日、早速事件が持ち込まれて……。ワケありコンビが不可解な事件の謎を追う! 数々の事件の裏には、後宮の闇が!? 中華後宮ミステリー堂々開幕!!
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一人称朕のままか~い!
2024/04/29 01:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
後宮で宮正という刑部のように事件を調べる部署に所属する女官主人公は、刑部令の祖父から『捕り物』が好きな皇帝を女装させて女武官代わりにお前につけるから後宮内で彼のお守りをするようにと命じられる。
とんでもないことを任されたが、共に行動するうちに相棒として互いを信頼するようになっていく。
そして二人は事件を追って後宮内の大変な悪事に気付いてしまう後宮ミステリー。
一応仕方ない設定は解説されるが、女装武官の皇帝というトンチキ設定がすごい。
しかもびっくりするほど隠れてない感じの描き方なのがまた。
小声で主人公にだけ話しかけているという設定ではあるけど、普通に人前で男口調一人称朕なまま二人で会話しているから、文章だけだと距離感もわかりづらくて心配してしまうわ。
最終的な黒幕はわかりやすく伏線が張られているので驚きはないが、そういう意味ではいくつも丁寧に伏線が張られた作品だった。
根本の女装陛下のインパクトがすごすぎて他の感想が残りづらいのがアレだが……。