- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2023/07/27
- 出版社: 岩波書店
- ISBN:978-4-00-061593-8
電子書籍
大泉黒石 わが故郷は世界文学
著者 四方田犬彦(著)
「俺は国際的の居候」と嘯く大正時代の作家,大泉黒石.ロシア人を父に持ち,複数語に堪能なコスモポリタンだった.『中央公論』連載の『俺の自叙伝』で一世を風靡するが,才能を妬ま...
大泉黒石 わが故郷は世界文学
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大泉黒石 わが故郷は世界文学
商品説明
「俺は国際的の居候」と嘯く大正時代の作家,大泉黒石.ロシア人を父に持ち,複数語に堪能なコスモポリタンだった.『中央公論』連載の『俺の自叙伝』で一世を風靡するが,才能を妬まれ,虚言家だと罵られ文壇追放,忘れられた作家となる.国家も民族も飛び越え,人間性の普遍へと向かおうとした異端の文学者が,今,蘇る.
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紙の本
一度、その作品に触れなくては
2023/07/03 16:00
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
大泉 黒石(おおいずみ こくせき)という人を私はこの本を読むまで存じ上げなかった。父がロシア人ということから戦時に混血児として差別をうけ、また、その作風が無政府主義的だという理由から文学界から追放されてしまう、どちらにしても、一度、その作品に触れなくては