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日本で軍事を語るということ 軍事分析入門
著者 高橋杉雄 著
2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻により、「大国間大戦争」の時代が到来したことを、世界中が強く認識せざるを得なくなった。グローバルなパワーバランスは変化し、米国の...
日本で軍事を語るということ 軍事分析入門
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日本で軍事を語るということ 軍事分析入門
商品説明
2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻により、「大国間大戦争」の時代が到来したことを、世界中が強く認識せざるを得なくなった。
グローバルなパワーバランスは変化し、米国の軍事力ももはや絶対的なものではなくなっている。北朝鮮が核・ミサイル開発を進め、中国が急速に軍事力の近代化を行うなか、日本も、安全保障や軍事について、より当事者意識を持たなければならなくなった。
軍事力の最も優れた使い方は、戦争を起こさないこと、つまり抑止力として機能させることである。抑止力を強化した上で、安全保障上の対立が戦争にエスカレートしないよう、危機管理に取り組んでいかなければならない。
そのためには、一部の官僚や専門家だけでなく、国民全体がある程度の軍事に関する知識を持つことが必要となる。防衛費の大幅な増額が決まったが、戦争を抑止するために自衛隊は適切に整備され、運用されているのか? それを検証し、必要があれば別の意見を提示する――納税者である国民が、自分たちでも創造的に政策の在り方を考えていかなければならないときに来ている。日本でも、軍事を考えることが必要になってきているのである。
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紙の本
一般向けのわかりやすい 軍事(防衛)の入門書
2023/08/24 02:44
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:継続は力成り - この投稿者のレビュー一覧を見る
軍事分析入門とありますが、分析に必要な軍事(防衛)の事前知識を提供してくれる本といった印象です。
わかりやすく書かれており、高校生でも理解できるのではないでしょうか。
ただ、第一章のはじめの方は難しいと感じたので、同じように感じた方は飛ばし読みするか、後から読んだ方がいいかなと。
この本がわかりにくいと感じられる方がいたら、見慣れない単語(専門用語)が多いからだと思います。
病気を治すには病気を知る必要があるように、戦争を起こさないためには戦争を知る必要があります。
そしてもう1つ知って欲しいのは軍事力は「抑止」にもなる。
戦争を起こさないための抑止です。
190cmある筋肉ムキムキの男に、気軽にケンカ売ろうとは思いませんよね、極端な例ですが(笑)
本と直接関係ないですが、国際ニュースにふれる時に注意してほしいことがあります。
「国際社会」「国際世論」といった言葉です。
私見ですがこれらの単語には実体がありません。
アナウンサーが「国際社会」「国際世論」を言う場合、「アナウンサーが伝えたことが正しい」としたい意図を感じます。
「みんながそう思うなら正しいんだろう」といった同調圧力の手段として使ってると思います。
ロシア・ウクライナ戦争で「ロシアへ国際社会・国際世論の非難が集まってます」と聞いた記憶があると思います。
しかし実態はどうでしょうか。
ご存じの方が多いでしょうが、各国は自国の利益を考えて動きます。
人の考えは何をするかでわかるように、各国の考えも行動でわかります。
だって言うのはタダですから。
実際の行動、経済制裁に参加してるのは、アメリカなどの英語圏・ヨーロッパ・日本・韓国など。
行動を起こしてる国は少数派という事実が浮かび上がります。
ニュースで「国際社会」「国際世論」にふれた時に、「この言葉に実体があるのか?」
「アナウンサーの言ったことは本当なのか?」と考えてくだされば、幸いです。
紙の本
書名と同じ章がある
2023/11/28 09:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
外交や経済などと並んで、軍事が国家の大事な役割・手段として紹介して、軍事に関する説明にフォーカスしつつ、陸海空やサイバー・宇宙の新領域の軍事の現状、自衛隊の取り組みが紹介されている。その後、書名と同じ名前の章があり、さらにあとがきとなっています。著者の一番伝えたかったのは、この章とあとがきかなと思いました。
途中、パトレイバーの映画のことなんかが出ていて、そういうのが好きなんだなと、ちょっとほっこりしました。