- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2023/08/05
- 出版社: 岩波書店
- ISBN:978-4-00-061438-2
電子書籍
ドキュメント 日銀漂流 試練と苦悩の四半世紀
著者 西野智彦(著)
ゼロ金利,量的緩和,インフレ目標,政府との共同声明,異次元緩和――.異例の金融政策の背後で,いかなる議論や駆け引きが行われていたのか.日銀法改正から菅政権発足まで.日銀に...
ドキュメント 日銀漂流 試練と苦悩の四半世紀
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ドキュメント日銀漂流 試練と苦悩の四半世紀
商品説明
ゼロ金利,量的緩和,インフレ目標,政府との共同声明,異次元緩和――.異例の金融政策の背後で,いかなる議論や駆け引きが行われていたのか.日銀法改正から菅政権発足まで.日銀に密かに眠るオーラルヒストリーを基に,悲願の「独立性」を追い求めて後退戦を余儀なくされてきた新日銀歴代総裁の苦闘の歴史を白日の下に晒す.
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歴史書になっている
2021/06/08 16:50
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投稿者:Masaru_F - この投稿者のレビュー一覧を見る
1996年に日銀総裁に就任した松下康雄氏から現在の黒田東彦氏に至るまでの25年間における金融史を、日銀総裁の目線、中央銀行の目線で書かれています。バブル崩壊後の長期株式相場の低迷、デフレ経済からの脱却という課題にいかに対応してきたのか。個人的には少し日銀、日銀総裁に対して厳しいコメントもあるように感じました。
前半部分は、「問題先送り体質」と「先送りできなくなった金融機関の苦闘」を振り返る歴史書として、課題先進国・日本から多くの示唆を得る書として読み進む価値があると思います。私はこの歴史の渦中にいましたが、「そういうこともあったな」とか、「そういう背景があったのか」など、自分なりに整理するのに役に立ちました。