鉄道と国家
著者 小牟田哲彦
日常の移動手段として利用される鉄道は必ず目的があって造られたが、その背景には「政治」「国家」という大きなベクトルが関わっている。当書は、その関わりをキーワードに多くの事例...
鉄道と国家
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商品説明
日常の移動手段として利用される鉄道は必ず目的があって造られたが、その背景には「政治」「国家」という大きなベクトルが関わっている。当書は、その関わりをキーワードに多くの事例を取り上げ、より実感的に解説。中央集権、戦争、利便、災害復旧、国際協力など、鉄道が関わってきた役割の重要な一断面を通し、日本の近現代史を体系的に浮き彫りにする。
目次
- 第1章 鉄道は国家百年の大計
- 第2章 日本の鉄道を創った政治家たち
- 第3章 「 我田引鉄」で生まれた鉄道
- 第4章 政治が生み出す停車場
- 第5章 鉄路存亡を左右する政治の力
- 第6章 海外への日本鉄道進出
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うさんくさいタイトルながら内容は面白い
2024/05/30 14:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まりもパパ - この投稿者のレビュー一覧を見る
鉄道ファンには「ナベヅル路線」や「大八廻り」などの無理矢理ねじ曲げられた路線や,岐阜羽島駅などの強引な駅設置についてはよくご存じだと思われますが,それにとどまらず鉄道路線の設置には当初より政治の影のつきまとうものがこんなにあるのか,とあきれてしまう。
興味深い
2023/09/11 11:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
鉄道と利権の関係が、興味深く読むことができました。近現代史の中での我田引鉄という概念が、面白かったです。