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二百十番館にようこそ
著者 加納朋子
崖っぷちニートの青年。島暮らしで人生の立て直し?就活に失敗し、オンラインゲーム三昧の「俺」。親に愛想を尽かされた末に送り込まれたのは、離島の薄汚れた建物だった。考えた末、...
二百十番館にようこそ
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二百十番館にようこそ (文春文庫)
商品説明
崖っぷちニートの青年。島暮らしで人生の立て直し?
就活に失敗し、オンラインゲーム三昧の「俺」。親に愛想を尽かされた末に送り込まれたのは、離島の薄汚れた建物だった。考えた末、下宿代目当てでニートたちを募って“共同生活”を送ることに。新しい仲間や穏やかな島民、猫たちと交流する中で、閉じた世界が少しずつ広がっていき……。日常ミステリの名手が贈る、爽やかな読み味の傑作長編。(解説・池澤春菜)
※この電子書籍は2020年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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現実はこんなうまくはいかないかもだけど
2024/02/06 11:09
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投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
就活に失敗してゲームに逃避していた20代終わりのニートの主人公。
叔父からの遺産があるとホイホイ離島に行ったら両親との連絡が取れなくなり、あとは一人で生きろと突き放された事を知る。
やっぱり家が居心地良かったら引きこもりやすいよね、と思う。
そういう意味ではまだ若いうちに無理やりにでも家から追い出すのが正解なのかも。
この物語の中では集まってきた仲間、特にBJさんが面倒見のいい人格者なのが色々上手くいった要因かなと思う。
主人公も頑張ってましたが。
物語の終わりは主人公やその他の仲間たちも仕事について一応めでたしめでたしなんですが、
彼らが嫁でももらったり、移住者が増えない限り島の人口は減っていくんだろうなぁ。
物語だし、そこまで考えない方が良いのかもしれませんが。