読割 50
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ちよぼ―加賀百万石を照らす月―(新潮文庫)
著者 諸田玲子
女子(おなご)とて、闘わねばならなかった。信長と前田家に敗した朝倉家臣の娘・幾世は長じて正室まつの侍女として前田家に入り、千代保と改名。初代加賀藩主・利家に見初められて側...
ちよぼ―加賀百万石を照らす月―(新潮文庫)
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ちよぼ 加賀百万石を照らす月 (新潮文庫)
商品説明
女子(おなご)とて、闘わねばならなかった。信長と前田家に敗した朝倉家臣の娘・幾世は長じて正室まつの侍女として前田家に入り、千代保と改名。初代加賀藩主・利家に見初められて側室になり男児を産む。猿千代と名付けられた子はのちに名君・利常となるが、母千代保は人質として江戸へ向かった――。加賀百万石の礎を築き、寿福院の名で親しまれた、慈愛と情熱に満ちた女傑の生涯を描く歴史時代小説。(解説・本郷和人)
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そうだったんですか
2024/04/17 21:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
加賀藩というと、利家とまつ~加賀百万石物語~が有名ですが、この他にもこういう女性がいらっしゃったんですね、全く知らなかったので、新鮮に、そして驚嘆を持って読了しました。
紙の本
加賀百万石の
2023/10/08 07:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
前田家加賀百万石は、利家とまつの子供・子孫が、江戸時代を通じて党首として引き継いでいったと思っていた。しかし、異なっていたのだ。側室千代保の子が、引き継いでいいた。その千代保を主人公として、安土桃山時代から江戸時代初期に、凛として生き、加賀の礎を築く大きな役割を果たす物語だった。必ずしも勝者になれなかった人々に目を配り、淡い初恋の想いを胸に秘め、生き抜いた姿を称賛するだけだ。よい物語を読むことができました。