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遺伝と平等―人生の成り行きは変えられる―
著者 キャスリン・ペイジ・ハーデン , 青木薫/訳
遺伝とはくじ引きのようなもの――だが、生まれつきの違いを最先端の遺伝統計学で武器に換えれば、人生は変えられる。〈遺伝と学歴〉〈双子〉の研究をしてきた気鋭の米研究者が、科学...
遺伝と平等―人生の成り行きは変えられる―
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遺伝と平等 人生の成り行きは変えられる
商品説明
遺伝とはくじ引きのようなもの――だが、生まれつきの違いを最先端の遺伝統計学で武器に換えれば、人生は変えられる。〈遺伝と学歴〉〈双子〉の研究をしてきた気鋭の米研究者が、科学と社会をビッグデータでつなぎ「新しい平等」を指向する、全米で話題の書。サイエンス翻訳の名手、青木薫さんも絶賛する、時代を変える一冊だ。
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紙の本
遺伝くじと社会くじ
2023/11/17 15:05
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
親ガチャという言葉を思い浮かべながら、最後には、世の中はそれだけだと言い切ってはいけないと。誕生時に人は、二種類のくじを引かされる。親の経済力や地域の環境などを決める「社会的なくじ」と、生殖の時に切り混ぜられて子に渡される「遺伝的なくじ」だと著者はいう。GWAS(ゲノムワイド関連解析)という、ゲノムを構成する個々の要素(例えば一塩基多型SNPs)と人々の測定可能な特徴を調べる遺伝統計学の最新手法を解説して、レイシズムや優性理論に陥らないように、思考をめぐらす必要性を訴える。遺伝的形質は、人々の運の問題である。社会的に価値が与えられるのであり、生まれながらに価値があるのではない。運が良いことは立派なことだと勘違いしないように。