読割 50
電子書籍
左利きの言い分
著者 大路直哉(著)
「自動改札機を通過するとき、腕をクロスさせなければならない」「ハサミや定規、スープをすくうレードルが扱いにくい」など、左利きならではの不便は多々存在する。さらに、かつては...
左利きの言い分
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
左利きの言い分 右利きと左利きが共感する社会へ (PHP新書)
商品説明
「自動改札機を通過するとき、腕をクロスさせなければならない」「ハサミや定規、スープをすくうレードルが扱いにくい」など、左利きならではの不便は多々存在する。さらに、かつては左利きだと結婚に差し障りが生じたことすらあったという。中国の古典『礼記』に「食事をする手は右手」と記されているため、日本では長らく左手で箸を持つのは不作法と見なされ、左手で箸を持つ女性は「親の躾がなってない」と判断されることがあったのだ。本書では左利きの苦難の歴史と現状を解説し、左利きが暮らしやすい社会を生むための取り組みも紹介。坂本龍一や石原慎太郎など左利きの著名人のエピソードも語る。 ●人類における左利きの割合――世界と日本 ●なぜ左利きが誕生するのか? ●「左利きは九年寿命が短い」説 ●儒教の教え――「食事をする手は右手」 ●日本神道の教え――「左は右よりも尊い」 ●左利きだとお嫁にいけない!? ●「左利きは右脳型」説は本当? ●左利きの才人、偉人たち ●左利きへの共感を示した米津玄師
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
右利きの方々に読んでいただきたい1冊です。
2023/12/06 21:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ご自身も左利きの著者が、左利きのあれこれについて細かく、かつ深く説明した1冊です。私も生まれつき左利きで、ペンや箸など、一部の行動を右に矯正された過去があるので、当書に著されている内容には心から共感しました。
当書はぜひ、右利きの方々に読んでいただきたいです。少数派になる左利きの人々が、普段の生活のどのような行動で不便を感じているかなどについて、当書で知ってほしいからです。学べるものは多いと思いますので。