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投稿者:ママさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
一度テレビの対談番組で面白い方だとは思っておりましたが、「八月の蝉」から色々と読み漁ってきましたがこんな「普通の楽しい人」とは想像がつきませんでした。
写真が文庫の為かちょっと見づらく残念。でも猫ちゃんの可愛さは伝わりましたよー。
食べることが中心となる日常
2023/10/28 10:32
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
料理を作ることが好きな著者の、食べることへの愛を感じる。そして精神的に大人になれぬことを嘆きながら、カレイを感じていく日常が、味わい深く、見つめなおすように語られる。普通の生活が営まれる日々の大切を感じる読後感。休日に読むよきエッセイ。
スキマ時間になごみました。
2023/11/21 22:53
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投稿者:ら君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一章が短いから、空き時間にちょこちょこ読みました。
すうーっと角田さんワールドに引き込まれました。
以前読んだ旅エッセイのファンでしたが、食エッセイも素敵でした。
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感想
好きに気づく。そしたら少しずつ毎日に光が灯る。思い描いた日々とは違うかもしれない。だけど散歩みたいに逸れることを楽しむ。人生のコツ。
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角田光代さんのエッセイ。私は読んだことはないのだけれど、その存在はよく知っている「オレンジページ」という料理雑誌。そこに掲載されたエッセイを集めて本に編集したもの。やはり、料理雑誌だけに「食」「料理」に関係する話題が多い。
ごく自然に日常の一部を切り取って、ご自身の心の動きを観察し、どのように感じたかについてとても静かな文章に綴られている。
各エッセイに描かれている出来事や感じたことについて、「このように感じてしまうのは私だけだろうか」というニュアンスが込められているのだけれど、角田さんの心の動きの多くの部分に自分の思いも重なってしまう。
確かに、女性と男性で異なるところはあるけれど、心の動きというものは変わりはないのだなぁ、と思ってしまう。
日常のふとした出来事。例えばラップの使い方。必要以上にラップを出してしまうと「あーっもったない」と思うし、先端が裂けていて引き出すほどに更に裂けていくと、イラっとしてしまいますね。
近年袋麺も最新のものが多数出ているのだけれど、私は出前一丁、ワンタンメン、チキンラーメン、サッポロ一番(味噌、塩)しか食べたいとは思わない(舌がお子ちゃま時代から進化してないのか?)
立派な大人になれないまま加齢していく、、、同感です。でも「立派な大人」を定義できないまま加齢していくというのが実態なのかなぁ?ふと気がついたら歳を重ねているというか?
角田さんは世代が比較的近いということもあり、同じ様な思いを抱いてしまうのかもしれません。
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色んな価値観があるけれど、「美味しい」って多少の好みはあるが、比較的絶対的ではないか?
これは私の感性だけれども、裏切らず、幸せをくれるもの。
角田さんのエッセイは、食を中心に、「あ、それそれ!」と言いたくなるような日常の幸せを再認識させてくれる。
大のうどん好きの私は、「開けていくうどん界」を読んで、「そう!これだよ!私が言いたいことは!」と手当たり次第読ませて回りたい気持ちに駆られています。
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角田光代さん、好きな小説はとことん好きなのですが、やっぱりエッセイはそこまででもないかなぁ。雑誌に連載しているものとの事で納得だけど。
多分雑誌に載る読み物としてはちょうど良いんだろう。めちゃくちゃ感情を揺さぶられる事もなく、あーあるよね〜みたいな。
うん、でも私は角田さんのもっと感情が乗った小説の方が好き。
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何も考えずに読めそうだと思い購入。増えた積読の中から今年最初に手に取りました。作者がふと思ったことを綴っている。どうでもいいこともたまには引っかかる。いくつもの指示語が出てきても会話が成立していることをテレパシー会話と表現されていた。噛み合わないときのストレスは大きいが、噛み合うと凄く嬉しくなるだろうね。さらりと読めるエッセイでした。
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星2.5
(2024年初めて読了した本。 今年もどんどん読んでいきたい。)
雑誌「オレンジページ」に連載のエッセイで、「よなかの散歩」「まひるの散歩」に続く第三弾の文庫化。
2017年に単行本が刊行されたので雑誌に掲載されたのはもっと前。ゆえに大分ネタが古い感がある。
著者がどうでもいいことを書く、と言っているようにさらさら読める。
飲み友達がたくさんいて楽しそうな毎日が羨ましい。
写真はもっと大きく、カラーで見たかった。
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今回も面白く読了。
共感するとこ多し。少食でセットメニューがつらいとういのは違うけど。
単品で頼むと高くなるからやむなくセットにするらしい。
サラダでお腹がいっぱいにちゃうんだとか。
袋麺のインスタントラーメンの話しも出てくるけど一人前食べられるのかしら。
でも、友だちが来た時とかありあわせの材料でパパッと作って酒につまみになる料理を出すのとは全然、苦じゃないみたい。むしろ楽しんでる感じがいい。
飼っているアメショーのトトも写真も載っていてめっちゃ可愛い。
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面白かった。
オレンジページの連載モノの、しかも3冊目の文庫化とは知らずに表紙が可愛く手に取ってしまった。でもどこから読んでも角田さん。ご本人も書かれていたが、何年前からあまり変わっていない、と。笑
前2冊も読んでみたい。
食、人、暮らし、時代、と大きく4つに分かれたエッセイ。軽く、楽しく読み終わる。
角田さんが22歳の中身成長中の自分の目標「へらへらと笑っていられる大人になること」どうでもいいことを書き続けられる大人にはなったそうだ!
なんて言い方 笑
クスッとしながら、あっという間に読み終えた。
そーいう風に考える人もいるんだな、とも思った。
角田さんの猫ちゃん写真がまた可愛い。
そしてコメントも。
ごはんと呼ぶと、この子はすぐにくる。 p.42
天ぷらの願い、の後の写真。
ふわーっと気持ちのいい、きれいなことを考えていると、さっと雨雲がよぎるかのように、ネガティブな考えがよぎる。… 私とは正反対に、ぼうっとしているとき、わけもなくウキウキわくわくせる人もきっといるんだろうなぁ。p.106
人交わりが苦手なのではない!世間話ができないだけ!…
私は本題しか話したくない。本題を共有できない人はもちろんいる。そこまで親しいつきあいのない人。そういう人と私は会話をしたくない。ただ黙っていたい。 p.166
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楽しく読みました。服のコーディネートが一色になりがちなのもわかる!とか天ぷらは揚げたてが一番等々笑えるものが多かったので、シリーズの散歩を読みたかったんですが本屋に行っても見つからず気になりますー。
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角田さんの作品初めて読んだけど、角田さんの考えや表現とても好きでした。
他のエッセイや物語も読んでみたいです!
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あとがきに「明日には忘れるようなどうでもいいことを書く」とあるように、友人とたわいもない会話をした後のような読後感でした。オレンジページの連載とのことで、各話さくっと読みやすい長さです。
食に関するエッセイが好きなので、この本でも、「食」の章が好きです。自分の気持ちを言語化してくれていると思う部分が多く、特に「『おいしい』の謎」の「違う家で育ち違うものを食べてきた大勢の『おいしい』がなぜいっしょなのかも、わからない。」ところには、確かに!と相槌をうちながら読んでしまいました。「ホテルのバイキングの朝食」でも、「こんなにたくさんの料理を、朝っぱらから、自力では用意できないという降参のもとに成り立っている」と書かれていて、自分がバイキングが好きな理由も、言語化するとこういうことかもしれないと思ったり、「ラタトゥイユの照れ」にも、とても共感しました。「天ぷらの願い」では、出来立てを食べさせたいのに、相手がそのタイミングに来てくれないとイライラするのは、自分だけじゃないんだな〜と思えたところも良かったです。
この作品から読んでしまいましたが、本書は、「まひるの散歩」「夜中の散歩」に続く作品とのことで、この2作品も読んでみたいと思いました。
この夏、素麺南瓜に出会ったら、素麺南瓜の切り干し大根風を作ってみたいです…