科学者とは何か(新潮選書)
著者 村上陽一郎
19世紀にキリスト教の自然観の枠組から離れて誕生した、科学者という職能。危険な一面を持つ、閉ざされた研究集団の歴史と現実、その行動規範とは? 核兵器の開発、遺伝子組み替え...
科学者とは何か(新潮選書)
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商品説明
19世紀にキリスト教の自然観の枠組から離れて誕生した、科学者という職能。危険な一面を持つ、閉ざされた研究集団の歴史と現実、その行動規範とは? 核兵器の開発、遺伝子組み替えの技術、環境問題――科学者は研究に伴う責任をどう考えるのか。自然と人間の相互作用を読みこむ新たな科学観が問われる、転換期の科学者像を探る。
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科学者について
2024/09/12 07:25
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投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
科学者とは何かについて科学史から読み解き、原子爆弾や遺伝子操作、研究不正といった倫理面にも踏み込みこれまで持ったなかった視点を得られた。(なお、本書中でヒトゲノム計画について莫大な費用がかかる割に目処は立っていないと記述されているが執筆当時はそうであったが技術の進歩でヒトゲノム計画は完遂されている)