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安西水丸 東京ハイキング
著者 著:安西水丸
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安西水丸 東京ハイキング
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安西水丸東京ハイキング
商品説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
イラストレーター・安西水丸さんが東京都内12エリアを歩き、残した足あとが一冊の本になりました。多様な街のたたずまい、通りかかる名所旧跡や思い出の地が、豊富なイラスト・俳句とともに綴られています。新緑の中「深川めし」を食べる。幼い頃に雨宿りした迎賓館赤坂離宮を通りかかる。勝鬨(かちどき)橋から眺めた夜景の向こうにマンハッタンを見る。止まることを知らず変わりゆく東京において、水丸さんが歩く道は、どこかこうした潮流から解放されている道ばかり。生まれ育った東京を、最晩年の水丸さんはどう捉えたのか。軽やかなまなざしが光ります。
*月刊『なごみ』内連載「メトロに乗って、東京俳句ing」(2013年1月号~12月号)をまとめたものです。
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紙の本
やっぱり好きだな、水丸さんのスケッチ
2023/07/28 07:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
イラストレーターの安西水丸さんが亡くなったのは2014年3月19日。
いつの間にか、たくさんの時間が過ぎました。
でも、こうして新しい本が出版されるのですから、
水丸さんが大好きという人は今も多い。
今年(2013年)5月に出たばかりの『安西水丸 東京ハイキング』で
まず興味をひいたのは、この本を出した出版社のこと。
淡交社は京都の出版社で、調べると主に茶道や京都関係の本を出版しています。
そこと水丸さんのつながりがよくわからなかったのですが、
この本のもとになった連載は、
淡交社が出している「なごみ」という雑誌で、
2013年の1年間にわたって行われました。
その時のタイトルが「メトロに乗って 東京俳句ing」。
つまり、この本では東京の街が大好きだった水丸さんの気ままな散歩と
おなじみのイラストと
そして水丸さんの俳句が楽しめます。
水丸さんは「水夢」という俳号も持っていて、
海が好きだったとことから「swim(泳ぐ)」から取られたそうです。
この本で水丸さんが「ハイキング」するのは、
飛鳥山、谷根千、目黒、赤坂、深川、四谷、月島、上野、竹芝、
神保町、築地、人形町。
水丸さんが歩いた頃からすでに10年経って、
街の表情も変わったでしょうが、
きっと水丸さんなら、それでも街を愛してやまなかったと思います。