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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゴッホは、ひまわり、があの日本の保険会社の落札で世界的に有名になりましたケド…。そうだったんですね、知らなかったです。しかし、ゴッホさん、御本人は、生前はお金でご苦労されたのに…
美術に詳しくなくても
2024/03/29 15:30
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投稿者:キレイな富士山 - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界的に有名な画家の名前くらいは知っているけれども、作品の価値等は知らない・・・レベルの自分でも、最後まで楽しく読むことが出来た。
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母から借金を重ねる群馬の地主の長男。元銀座のクラブのトップホステス。今は東京の片隅でスナックを経営しているがホステス時代の借金に怯えて暮らす。2人がゴッホの医師ガシェの肖像の強奪計画に参加することになる。
何重にも張られた仕掛けが最後まで続く。
美術品の存在意義まで語られる。
面白い。
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書店で平積みにされていて、
表紙を見て「!」となった一冊。
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美術ミステリー史上
もっとも鮮やかに描かれた
大どんでん返し!
ゴッホ、モネ、ルノワール……
2000億円の名画を強奪せよ
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詐欺に遭い、多額の借金を抱えた二人がいる。
この詐欺を挽回するため、金を手に入れるため、
絵画強奪に加担することになる……。
もともと美術館とかアートが好きで興味はありましたが、
原田マハさんの本で、さらに好きになり、
前情報が少しある中で読めて良かったです。
途中は、あれ誰、これ誰となり、
冒頭の主要登場人物を
チラチラみながら読み進めました。
悪い奴はちゃんと悪くて、
搾取される人間は、搾取され続ける。
そこに大どんでん返し。
と言っても、完全なる正義もヒーローもなく。
ただ、絵画を取り囲む世界って、
こんな世界なのか、と驚きました。
確かに絵を描くためには、
買ってくれる人、
支援してくれる人が必要なのはわかりますが、
そこからビジネスや資産となると…。
騙し騙され、奪い奪われ。
最後まで読み切ったときは、脱力でした。苦笑
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光文社文庫を読もう読もうと思っていたら、新潮文庫から出ていた!!!ので即購入。
規模がゴイゴイスー。
英語翻訳版は、
「ワイルドスピード ボム・フォー・ジ・アート」
と名づけたい。
望月諒子さんはいつも重厚!読み応えがいつもすごい。木津シリーズとはまた違った感覚で読めて、とてもよかった。
歴史に名を残す絵師たちが、「何を描いたのか」。彼らの絵には「何が描かれているのか」。
すごく壮大で美しい,と思った。
読後感もよくて、満足でした。
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望月諒子さんの作品、初読。
店頭に積み上がっていて、ジャケ買いならぬ帯買い。
登場人物それぞれの背景もちゃんと読めて、画壇の暗さも垣間見えて、帯の通りの大どんでん返しに、びっくり!面白くてさくさく読めた。
美術展見るのも好きなのでなおさら。
アート界の闇は他の作品でもちらほら見かけるけど、やられて終わりではなく、ただの復讐劇でもなく。面白いとしか言えない。
参考にしたであろう実際の事件についても知りたいし、続編もぜひ読んでみたい。
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新聞広告を見てなんとなく購入してしまったが、2011年に出版された作品の再文庫化だった(単行本・文庫は光文社)。なんとね(-_-;)。後発ゆえ大幅に加筆修正され、名画の口絵もある。
転落人生のどんづまりで投資詐欺に引っかかり、後のなくなった男と女が、誘われるまま名画強奪に荷担するというお話。あまり深く考えずに読めばそれなりに楽しいが、ちょっと考え出すとあれこれ気になってくる。あまりにも御都合主義だし、懲りない馬鹿ばかりで呆れてしまった。美術界の不都合な事情を歯に衣着せず暴くのは爽快だったが。
続篇・続々篇もあるようだ。こちらも新潮文庫で出るのかなあ?
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ゴッホの「医師ガシェの肖像」をめぐる美術ミステリ。名画の口絵があったので惹かれて購入。大どんでん返しとまでは言わないかな。話が急に変わって理解するのが難しかったのと、(名画ならではの歴史やその所有権などの)説明がちょっとくどかった。それでも名画を盗むための計画はすごい。続編もあるとの事。
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この方の小説はじめて読んだけど面白かったー。
『医師ガシェの肖像』は本当にいま個人所蔵で行方はよく分かってないのか。でも水面下でサザビーズとかはちゃんとどこにあるか掴んでそう、、。
絵画は描かれた時代背景、作者の人生、絵画の来歴、いろんなものが絡み合って1枚の絵それぞれにロマンが生まれて惹きつけられる。
印象派が出てきた時ってほんとうに世界に激震が走ったんだろうな。ヨーロッパとアメリカの絵画を見る視点とか、ほんとうに絵画って面白い。
ところでこの小説、騙されるのが読んでてしんどくて。最後にまた騙されるのかと脱力しそうになった。『三度の飯より警官の小芝居が好き』ってなんだよ、爆笑。
ぜんぶ分かった上で再読したいお話でした。
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ゴッホのガジェの肖像を巡って様々な人とお金と思惑が入り交じる物語。
登場人物が多く、偽名も出てくるので、線がパッと繋がらずに種明かしにもそうか!とはならなかったのが残念。
登場人物の其々の背景も描かれているけれど、情報量が多すぎて、誰にフォーカスしているのか分散してしまった感がある。
緻密に設計されて、色んなものが張り巡らされた話なのだと思うけれど、私にはやや難しかった。
絵画にまつわる歴史的背景や来歴のところは興味深かったです。
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ゴッホ、モネ、ルノワールなど世界的な名画135点が強奪された!被害総額は犯罪史上最高額の2000億円。息つく暇もない騙し合いの末、最後に笑ったのは⁈予測不可能な大どんでん返しが待つ傑作美術ミステリー。
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ガシェの来歴のくだりとっても興味ある。語っていた人物が物語内での聞き手に対して若干嘘を言っている、というかわざと伝えていないことがあることも含めて。
また、近代絵画の価格があがっていく過程、アメリカへ渡った印象派の評価なども、なるほどな~って。
最終的にどこに落ち着くのかってところまで、美術界の考え方に基づいている。勉強になりました。
登場人物たちが魅力的に映えるのは2作目を読んでからかも。
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様々な思惑を持った人達の復讐劇であり、再生の物語。
絵画を基にした錬金術は、圧巻でした。
そして、その錬金術を利用する悪・・・。
面白かったです。
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「フェルメールの憂鬱」を先に読み
シリーズものだったことを知り読んでみました。面白かったですが登場人物が多く、複雑で巻頭の登場人物一覧がありがたかった。
もう一度「フェルメールの憂鬱」を読みたくなった。
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かなりの文字数頁数を使って登場人物それぞれの描写があるがなかなか入ってこないし魅力を感じない。終盤までとにかくスピード感がなくしんどかった。
そして最後はえいやっと解決したけれど爽快感はない。もっと面白くできそうな、今までも同じようなテーマでちゃんと痛快爽快な小説がいくつもあっただろうに、何か残念。美術に寄せたいのか、ミステリーにしたいのか、よくわからないまま終わってしまった。あらすじ等から想像していた話の流れであるはずが、思っているとおりのアタックがない。
著者の性格にこういう話は合っていないのでは。