読割 50
電子書籍
安達としまむらSS
著者 入間人間(著者) , raemz(イラスト) , のん(キャラクターデザイン)
体育館の二階で出会って、美人だなーとは思っていた。同時にやつは、わたしの三倍ぐらい不良だなとも。 本人の柔らかい印象のせいだった気がする。最初に名前を聞いて、浮かんだ名前...
安達としまむらSS
安達としまむらSS (電撃文庫)
商品説明
体育館の二階で出会って、美人だなーとは思っていた。同時にやつは、わたしの三倍ぐらい不良だなとも。 本人の柔らかい印象のせいだった気がする。最初に名前を聞いて、浮かんだ名前はひらがなだった。 卓球場から、マンションまで。女子高生からOLまで。サボり仲間から、恋人まで。長いようで短い二人の時間。そのこぼれ話を拾った書き下ろし多数の短編集。 同棲直前、安達母への挨拶の日を綴った中編『そして・・・・・・』も収録。
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「寄り道的なもの」その1
2023/11/14 04:03
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投稿者:一日一膳 - この投稿者のレビュー一覧を見る
11巻あとがきで、最終12巻の前に「寄り道的なもの」が来るかもしれない、と書かれていた、おそらくその1。
タイトル通り、1頁ほどの短さのものまで含めたショート・ショート集。ただ、ラストには1篇の中篇あり。数があるので、時期がかなりバラバラで、文中明記されているものも少ないですが、きちんと把握できます。
しまむらの転機は高2の夏休みの帰省だと思うのですが、その後どんどん沼にはまるように安達と釣り合いが取れていくようにも思えます。いや、しまむらは、単に覚悟を決めただけでしょうか。安達は、本当に最初だけクールでしたが、その後はご承知のとおりです。
ラストの中篇は、ある意味安達母娘の和解、とまではいかないでしょうか、言葉が見つかりませんが、これでお互いに少しでも心が軽くなるといいな、と思います。
引き続き99.9を読もうと思います。