- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2023/11/17
- 出版社: 新書館
- レーベル: 新書館ディアプラス文庫
- ISBN:978-4-403-52584-1
電子書籍
小説仕立てのラブレター【honto限定おまけ付き】
上司から見合いの打診があったと何気なく告げた週末の居酒屋で、突然親友の藤吾に告白された光彦。藤吾のことは大事だが、恋の相手として見たことはない。丁重に断るものの、ふたりの...
小説仕立てのラブレター【honto限定おまけ付き】
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小説仕立てのラブレター (新書館ディアプラス文庫)
商品説明
上司から見合いの打診があったと何気なく告げた週末の居酒屋で、突然親友の藤吾に告白された光彦。藤吾のことは大事だが、恋の相手として見たことはない。丁重に断るものの、ふたりの未来を想像してみてほしいと重ねて請われ、夢小説がよく当たると評判の小説家の従姉に、自分と藤吾の夢小説を依頼するが……? 包容力攻×生真面目受のミラクル・ロマンス。
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紙の本
「今度から俺の家に来るときはジャージで来い」本文より。
2023/11/23 22:40
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
「包容力攻×生真面目受、幼馴染み同士のミラクル・ロマンスv」帯より。
ネタバレがあります。
●光彦の幼なじみで親友の板金工場で働く攻め・相良藤吾
●大手商社に勤める28歳の受け・黒田光彦
●『リアル夢小説(イタコ小説)』を書く会社員兼小説家で光彦の四歳年上の従姉妹・柚希
光彦と藤吾は小学生の頃からの幼馴染みで、社会人になった今でも連絡を取り合いたまに飲みに行く仲です。ある日の親友の藤吾と近況報告がてらの飲み会で、光彦は上司のすすめで見合いをすると告げたところ、藤吾からカミングアウトされ好きだと告白されてしまいます。親友を恋愛対象として考えたこともなかった光彦は戸惑いますが、藤吾は長期戦で光彦を落とすつもりのよう。マイノリティとして生きる苦労を藤吾にかけたくない光彦は作家の従姉妹に、「小説の内容が現実に」なると評判の「イタコ小説」の執筆を依頼。自分が親友からの告白を断ったらどんな未来になるのかーーー。ハッピーエンドを期待し、交際を断る後押しにするつもりでした。
ところが完成したイタコ小説を読むと、作中の藤吾は孤独な晩年を過ごしていて・・・
雑誌の幼なじみ特集に掲載された受け視点の本編と、攻め視点の文庫書き下ろしの二本を収録。
「イタコ小説」をきっかけに、自分の恋心に気付き生き方を見つめ直した受けが親友だった攻めと結ばれるお話です。
面白かったー!
作中にパラレル的な『リアル夢小説』、いわゆる「イタコ小説」を挟んでいるのでふたりのビターエンド、メリバにバームクーヘンエンドと普段は読めない展開も楽しませてもらいました。
そして「イタコ小説」をネタにした作品なのに、なぜこのタイトル?と思いながら読み進めると、前編のラストに素敵なオチが!後編のタイトルとオチもロマンチックでよかったです。
イラストは羽純ハナ先生です。全編読んであらためて見たカラー口絵に泣きそうになりました。
店舗特典ペーパーは藤吾視点による「結婚式の帰り道」。バームクーヘンエンドのトラウマを上書き出来て、よかったよかった。
電子書籍
ふたりとも本当に良かったなぁ・・
2023/11/20 15:04
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:春うらら - この投稿者のレビュー一覧を見る
こちらの著者様の描く、攻め受けのキャラクター性、ストーリー、いつも惹き込まれます。
今回はこんな形の物語の進め方を初めて読んだので、ハラハラしました。
他の作品でもレビューで書きましたが、しっかり作られているストーリー、包容力のある攻めだけど受けに見せる弱さ、包容力で見守られながらも決めたら潔くただ守られるのではない行動力のある受け、という一方通行ではなく攻めと受けがお互いが必要となっていくところなど、いつも大変満足な読後感にさせていただけます。
色んなIfストーリーを通してちゃんと気付き合えたのが本当に良かった!…と、架空の世界なのに、何とも悲しく切ない未来が来ないことに心からホッとしました。