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華のかけはし―東福門院徳川和子―(新潮文庫)
著者 梓澤要
家康の孫娘、和子(まさこ)は「徳川の血を引く天皇の誕生」という悲願のため、後水尾天皇のもとに入内した。二度と、江戸の土は踏めぬ――。一触即発の朝幕関係、待望した皇子の夭折...
華のかけはし―東福門院徳川和子―(新潮文庫)
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華のかけはし 東福門院徳川和子 (新潮文庫)
商品説明
家康の孫娘、和子(まさこ)は「徳川の血を引く天皇の誕生」という悲願のため、後水尾天皇のもとに入内した。二度と、江戸の土は踏めぬ――。一触即発の朝幕関係、待望した皇子の夭折(ようせつ)、夫帝の突然の譲位。次次と襲いかかる荒波を持ち前の天真爛漫(てんしんらんまん)さと芯の強さで乗り越え、彼女は両家の対立を超えた存在となってゆく。歴史上唯一、皇后となった徳川の姫の、稀有(けう)な生涯を描いた大河長編。『華の譜』改題。(解説・近藤サト)
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2024/03/14 00:17
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
長い太平、江戸時代、その始まり。
武家の世界から公家の世界へと嫁いだ女人の物語。
公家にとって“奪っていく”だけの存在だった武家。
支配する側から下向したかたちになる、東福門院和子。
家を笠に着ることなく公家の社会に溶け込もうと努力する。
大きな歴史の流れの中で何かを変えたわけではないかもしれないけれど。
その時代を生きる人にとって、大きな支えとなっただろうと思う。