電子書籍
京都くれなゐ荘奇譚(四)
著者 白川紺子(著)
「二十歳まで生きられない」という呪いをかけられた少女・澪を救うには、呪術によって生み出された悪霊・千年蠱を祓うしかない。しかしそれは、澪が心を寄せる少年・高良の死を意味し...
京都くれなゐ荘奇譚(四)
京都くれなゐ荘奇譚 4 呪いは朱夏に恋う (PHP文芸文庫)
商品説明
「二十歳まで生きられない」という呪いをかけられた少女・澪を救うには、呪術によって生み出された悪霊・千年蠱を祓うしかない。しかしそれは、澪が心を寄せる少年・高良の死を意味していた――。呪いだけ解いて、高良を生かす方法を探る澪だが、高良の孤独な姿を見るたび、胸が苦しくなる。禁忌に立ち向かおうとする澪の想いは、高良に通じるのか。前世からの宿縁で結ばれた二人に待ち受ける運命とは。蠱師たちの闘いが激しさを増すなか、窮地に陥った澪を心配する兄の漣、護衛役の波鳥は・・・・・・。白い狼の雪丸、そして狸の照手ら精霊たちも、澪にそっと寄り添う。『後宮の烏』で人気の著者による、呪術幻想譚シリーズ第四弾。文庫書き下ろし。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
澪と式神
2023/12/29 11:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
二十歳まで生きられないという呪いを解くには、千年蠱である高良を祓うしかない。祓うとは殺すということ。孤独で優しい高良と澪に生まれつつある愛の行方が清くて楽しい。今回はウジウジしていた澪が、自分も高良も死なずに幸せになるという決意を固めて、突き進むお話 千年蠱だけを祓う方法を探す澪 澪の式神である狼雪丸と狸照手が澪を護る 照手は禍を消す巫女神の使い手で、澪を呪詛から護る 雪丸は邪魔から護る とても嬉しい展開に目が離せない 早く次回作をお願いします