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#BLANK PAGE 空っぽを満たす旅
#内田也哉子
23/12/15出版
https://amzn.to/3uT4Eba
●なぜ気になったか
あれだけ強烈な個性を持った両親がこの世を去ったことが著者に何を考えさせたか。それを個性的な人達それぞれが引き出してくれているはず。読まずにいられない
●読了感想
様々な人たちとの対談集と思いきや対談は一部だけ。対談によるお互いの引き出し合いを期待していたがちょっと肩透かし。エッセイと捉えて読んだら楽しめたはずなのでその点が残念
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
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いびつな家庭環境に生まれた著者が、たて続けにご両親を亡くし「空(くう)」になった状態から踏み出すための対談エッセイ。淡々と、時にはご両親のエピソードも交えつつ、読みやすい文体でした。息子さんの描いた挿絵も味わい深いです。
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対談相手が凄すぎることは言うまでもなくだが、也哉子さんの筆圧に圧倒され一言一句時間を掛けて読んだ一冊。言霊が籠もりまくっており文才に改めて驚かされた。
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素晴らしい本でした。
文章の美しさもさることながら、対談相手の豪華さ。対談のままの形式だけではなく、文章にまとめられているものもあったりと、飽きないです。対談相手の魅力も存分に伝わってきました。
小泉今日子→自分の仕事や恋愛に向き合う覚悟がすごいと思った。
坂本龍一→プライベートで坂本龍一ファミリーと食事ができる也哉子さん夫妻が凄いと思った。
石内都→同世代や年上と話してもつまらないと言い切る潔さに好感を持ちました。
ヤマザキマリ→Uber Eatsでオムライスが足りなかったときの息子さんのエピソードが良かった。
是枝裕和→みんなから好かれる人なのだなと新たな一面を知りました。
窪島誠一郎→「無言館」の館長が、水上勉の息子さんだと初めて知りました。無言館にも行ってみたい。
横尾忠則→人から勧められた道を素直に「はい」と選んで、生きてきたということに驚きました。
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個性的なご家族を持つ方だからこその独自の視点が感じられた。
その人その人の軸が垣間見られてる面白かった。
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也哉子さん
driving my car
が、映画みてるように伝わってくる描写でした。
今後の活躍に期待します。
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5年前、私は母と父をたてつづけに喪った…。大きな喪失を抱えて谷川俊太郎、小泉今日子、坂本龍一、シャルロット・ゲンズブールら15人と1対1で対峙して綴ったエッセイ集。『週刊文春WOMAN』掲載を加筆し書籍化。
独特の雰囲気がカッコいい
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NHKあさイチのゲストに、内田也哉子さんが出演。
この本の宣伝です。
書店で数冊見つけて、ものすごく迷って…
今は、読む本あるし…で購入しないで…
次に行くと、欠品!他2店舗でもない!
何度か書店に寄って…
見つけた時には、つい、購入。
もっくんが、樹木希林さんの娘と結婚!
は、その昔、かなり衝撃的でした。
たぶん、ちょっとファンだから。
もっくんカッコいいもの…今も。
あさイチでのお話ですが…
樹木希林さんの子育てが、独特。
1歳半?からインターナショナルスクールに入れる。
有名人の子どもですから、特別視されないよう配慮。
学校の書類なども、也哉子さんが全て対応。
希林さんは、一切学校には行かない。
希林さんは、注意は一度きり、何度もは言わないので、発する言葉に全神経を集中して聞いた也哉子さん。
この本を読みだして、言葉の表現力が巧みと感じました。私の語彙力が乏しいので、多少読みにくく感じたのです。
この本は、也哉子さんの母・樹木希林さんと、父・内田裕也さんを喪って、喪失感にかられる中、会いたいと思った方と対話したものをエッセイにまとめたもの。
対話形式もありますが、対話で感じたことを綴ったものもあります。
マツコ・デラックスさんとの対話があったので、購入を決めたのもあります。マツコさん、好きですから。
著名な方々との対話ですが、私はあまり知らない方もいて、調べながら読みました。
一番、私が心に残ったのは…
第二次世界大戦で亡くなった画学生の遺した絵画や彫刻を集めた美術館「無言館」館主・窪島誠一郎さん。
P217あたりから
「寂しさは宝だと思います。寂しくなければ仕事なんかしないんじゃないかな。」
「生きるために一生懸命になるのは、ひとえに、1センチでも5ミリでも寂しさから離れたいというのがあるからではないでしょうか。寂しいというのが仕事の原動力であると同時に、その跳ね返りとして、人に認めてもらいたい。よくやったと言われたい。無言館なんかまさしくそうでしょう。」
そうなのかもしれない。と、思いました。
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この本こそ、すごく読書の拡張に繋がりそう。
私は樹木希林さん(は名前と顔だけ知っている)とか内田裕也さんとか全く知らないけど、その二人の子というのはさらに知らない、旦那さんのことも知らずに買った。
でもでも、なんか、深い。
抽象的なわかるようなよくわからないような。。。
対談している十五人の中で、私は名前を知っているぐらいだったら五人ぐらいだけど、どなたもさすがすごいと思える人ばっかり。
対談の中で、樹木希林さん、内田也哉子さんをたくさん感じる。
対談の相手の方たちの生き方、いろんな知恵、こだわりなどかっこいいと思える。
これは、またじっくり、人生で何度も再読する予感がする。
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初めて手に取った彼女の本はこちらが勝手に作ったほのぼのとしたイメージとは全く異なる対談スタイルで深くて繊細で驚くような筆力にグイグイ引き込まれ、あっという間に読了。
良くも悪くもついて回る家族のイメージ、だからこその人との縁が繋がっているのも事実。私の中で内田也哉子の名がインプットされた大切な1冊。
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絶妙な人選。やはり也哉子さんの物を見る角度や言葉選びのセンスが好き。他にはいない雰囲気をまとう人。対談で出てくる人の中には好きじゃない人もいたけど、彼女の言葉で語られると、自分が勝手に感じていたような人ではないのかなと思える辺りも也哉子さんの力なのかなと思う。
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小泉今日子の推薦本にあり、心に懸かり店頭で見つけ購入。滑らかなのに独特の表現で読ませる文才に引き込まれる。冒頭のDriving My Motherから時系列だが、読み進めるにつけ、心境の変化が何となく窺える。印象深い対談は中野信子と石内都。対話の文字起こしもいいが、対談前後も心に忍び込むような表現。
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私は多分、内田也哉子さんが好きなのだと思う。
彼女がテレビなどに出ているとどうにも気になって見てしまう。きっと、こういうのってファンだってことなんだろうと思う。
思い返してみれば、樹木希林さんのこともいつも気になっていたような気がする。こうなってくると本木雅弘さんのことも気になってきちゃうんだよなぁ。シブがき隊ではヤッくん派だったけれども(歳がバレるー(^∀^;))
内田也哉子さんとの出会いは彼女が翻訳した「たいせつなこと」という絵本でした。
息子に何度も何度も読み聞かせをした絵本。
最後のページで、毎回こちらが泣きそうになってしまって、変な声で読んでいました( ˊᵕˋ ;)
とってもステキな絵本で、読んでいて心地よかったのは、きっと日本語の言い回しのおかげなのかなぁ、と思います。
テレビで見る内田也哉子さんも、いつも独特のテンポと言葉遣いで、なんだか聞き入ってしまうのですよね。
本書もそんな内田也哉子さんの言葉そのままで、彼女の言葉を聞いているようにゆっくりゆっくりと読み進めました。なんだかサラサラーっと読んでしまうのはもったいない言い回しなのです。
……本の内容というよりは、自分がどれだけ内田也哉子ファンなのかってことをただただ羅列してるだけになってるなぁヘヘッ(≦^^≧)
Eテレで放送している「no art,no life 」という番組も毎週見ています。ナレーターの彼女の声が心地いいんですよね。
←どんだけファンなの(≧∇≦)
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内田裕也と樹木希林という親を持つ也哉子。両親を立て続けで亡くし空虚となった心に創刊される雑誌の連載を頼まれて対談、旅エッセイなど色々な形で生きること、死ぬこと、人との関わりについて話まとめた一冊。
也哉子さんの言葉選びが、どんどん美しくなる姿に相まって優しく素敵だ。
挿絵も当時8歳だった玄兎ゲントくんのもの。
今は亡き方との対談も含まれ、言葉の重み、人となりを考えさせられた。また読みたい一冊。
体から不自由でも心が健やかでいることもできる。…自然と体に素直に従っていると、わりと健康でいられる気がすると言う。 谷川俊太郎氏
父は哲学者の谷川徹三
大きな視野で、小さなことをする、ってことなんだろうな
子どもにはきれいなものだけではなく、自然の中の無秩序というか、わけのわからないものにも、意味があるのかないのかわからないものにも触れさせてる。
僕はショックでした。犯人の言動の裏には、
すべてのものには意味がなければならない、という暗黙の了解を持つ社会 p.94
☆☆「勉強しなさい」と言われず、「この人はオモシロイから、一度会っておきなさい」という母、希林さん p.96
マイナスの出来事をプラスに変えることはできるはずで。人生も同じことです。養老孟司氏 p.100
学校の先生から『髪は顔のフレームです』と細かく注意された時『そんなフレームはいらない』と坊主にした… ヤマザキマリ p. 183
「あのね、ママ。あなたは今、すごい悪いものが出てるじゃない。その怒りをぼくが連動して電話の相手にぶつけたら、その人が嫌な気持ちになって、料理人や配達員にも伝わるかもしれない。あなたがそこで我慢すれば、4人が嫌な気持ちにならなくて済むんだよ。たかだかオムライスを30分遅く食べるかどうかのことで、怒っては損だよ」それから届けた配達員は2つ持ってくる…
「こういうことですよ、あなたが声を荒げたところで…。結果、温かいオムライスが1つ増えたじゃないですか」 息子との会話より 笑 p.186
☆社会でいろいろあっても、どんな困難と向き合わされても、それでも生きることを心から謳歌する大人が家にいるのは、大変頼もしいことである。空や草を見て「地球はすごいねぇ、美しいねぇ」と呟ける大人がそばにいるだけで、子どもは生きる逞しさを身につけられるものなのだ p.187
窪島誠一郎、上田市の無言館創始者。
実の父親が水上勉、初め会ったのが父58, 本人36歳
戦時中の生活苦から手放し、子供のいない靴屋夫婦の実子として育てられた。 p.215
伊藤比呂美、詩人、お経の現代語訳に注力中…
南無妙法蓮華経、「南無」お任せしますという呼びかけ「妙」素晴らしい!つまり、素晴らしい法華経と言っている p.223
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内田也哉子さんの本を初めて読みました。
対談する方たちの興味から、手に取りました。
自分のいる世界では皆、遠くの人。
その遠くの人の内面の一端を垣間見れたことは
良かった。
也哉子さんの立場も本人からしたら
いろいろな思いもあるだろうが、
ご両親ありきでできた本ですね。
也哉子さんの文章はなんだか、ふわふわとした印象。
大事なことを書いてるのに、何か心にささらない。
私の今の気分と合わないのかなぁと。
感じ方は人それぞれですね。