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うぽっぽ同心十手綴り 病み蛍
著者 坂岡真 著
妊婦が大八車に轢かれたという凶事を耳にした長尾勘兵衛。駆けつけた先で、自分に顔も姿も瓜ふたつの同心、占部と知り合う。瓜を買い占め、卸値を吊り上げている悪党どもがいると憤慨...
うぽっぽ同心十手綴り 病み蛍
病み蛍 (中公文庫 うぽっぽ同心十手綴り)
商品説明
妊婦が大八車に轢かれたという凶事を耳にした長尾勘兵衛。駆けつけた先で、自分に顔も姿も瓜ふたつの同心、占部と知り合う。瓜を買い占め、卸値を吊り上げている悪党どもがいると憤慨し「かならずや証拠をあげてみせる」と息巻く占部を、勘兵衛は応援したくなるが……。この世は理不尽だが“うぽっぽ”がいる! 傑作捕物帳シリーズ第六弾。
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紙の本
先ずは一つの区切りの巻。
2024/01/11 08:52
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トッツアン - この投稿者のレビュー一覧を見る
かって徳間文庫で全13巻で出版されたシリーズの第6巻、第一シリーズの終わりということで、一区切り落着した話。よい中締め。
いつもながらに弱きを助け強きを挫く、正義に燃える勘兵衛。このシリーズでは人情の分かる人物が色々と登場するが、薊(あざみ)の御前こと奉行の根岸がよい味を出している。ちょっとした水戸廣門。
この巻では勘兵衛の父親としての愛情がよく出ていたと思う。今後の展開を想像させるところで終わるのもう良い。
前の巻でおふうを死なせたのが辛かった。ドライに言えば、次巻以降に新たなマドンナ?が登場し新展開となるのだろうか。それとも、お静?
次巻の発売が楽しみだ。